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蓋付茶碗を照明にしたらかわいすぎることが証明された。

蓋付茶碗が好きで集めているのだが、どうにもあの問題が浮上する。
そう、「蓋付茶碗の蓋使わない問題」である。

私物。「合宿でもやるのか?」と言われたことがある。

この問題を解決するには、蓋を必ず必要とする方法を思いつくしかない。


ある日、「そうだ、茶碗の中に何かしらの光源を入れて、間接照明にすれば可愛いのでは?」と閃く。早速試してみよう。

茶碗の中に入るライトを求めて百均を巡る。ダイソーのLEDキャンドルライトとセリアのマルチアングルマグネットライトを手に入れた。

左がダイソー、右がセリア。

キャンドル型のものはオレンジ色の柔らかな光を、丸型のものは白く強い光を出す。丸型のものはスタンドが取り外せるので、外して使うことに。(外さないと茶碗の中に入らないし……)


家に帰っていざ決行。ライトの電池を入れて、蓋を開けて、ライトを入れて、蓋を閉めて、電気を消す。すると、暗がりからポワと磁器の肌を通した優しい光が浮かび上がる。

え?かわいい。
白もかわいい。


光が弱いオレンジの方は、二つ並べても光が強すぎないのが落ち着く。反対に、白の方は光が強く、近くに並べた器もぼんやりと浮かぶのが良い。

落ち着きたい時に良いあかり
白色の方は光が強いので、細かい模様でもすっきりと見える。


蓋を閉じることで、光が中に閉じ込められる。それがこのかわいさの秘密だと思う。

蓋を閉じる前は器の外側の模様がちゃんと見えないが、蓋を閉じると模様が浮かび上がる。それもまた楽しい。蓋付茶碗だからこそ出来る。

このためのデザインか?と思った影絵風の絵付け



以上により、蓋付茶碗を照明にしたらかわいすぎることが証明された。Q.E.D.

これでもう「蓋付茶碗に蓋はいらない」とは言えないはずだ。みんな蓋付茶碗を間接照明にしよう。ちなみに、蓋付茶碗を間接照明にするメリットは「飽きたらすぐガワを交換出来る、洗える、持ち運びしやすい、食器になる」である。

ちなみに、今回使った磁器のものではなく、陶器の茶碗でもやってみたが、光を通さなかったので照明に出来なかった。こちらの蓋は小皿にでもしよう。


蓋付茶碗の蓋があるメリットに「ちょっと保温出来る」「ラップがいらない」が挙げられる。このメリットは素晴らしいものだとは分かっている。分かっているものの、「ご飯はあったかいうちに」「余ったご飯は冷凍保存」と決めているので生かせなかった。
今後は「間接照明にするときに必要なんです!」と言えるようになって嬉しい。



とてもうれしい。


めでたし、めでたし。と書いておけば何でもめでたく完結します。