【大阪旅行記2】「コンビニどこ寄る?何ンイレブン?」

昨日の話の続き。あべのハルカスで展望台に上ったときに、ちょうど日暮れから夜景に変わるくらいの時間帯で、マンションの部屋の明かりがだんだん点いていくのを眺めながら「今家にいる人もいない人もいるんだよなあ。マンションはいっぺんに部屋の明かりが点いているものって無意識に思ってたけど、そうじゃないよなあ」と考えながら遠い目をしていたら「眠いの?」と聞かれた。まあ眠いが、そうじゃない。

夜ご飯は結局串カツ田中に行った。初めての串カツ田中。大学時代になぜ行かなかった、串カツ田中。でもあんまり食べる気分じゃなかったから、串は牛と筍だけであとは冷やしピーマンと肉吸いを食べた。疲れすぎてて酒を飲んだら次の日が終わると思って、ウーロン茶だけで済ませた。そしたら一人二千円くらいに収まっていた。

「コンビニどこ寄る?何ンイレブン?」と聞きながら、ホテルに戻る。セブンイレブンに寄って朝ご飯と夜食の調達。私は関西だしの小池家ポテチとアイスボックス桃と紅茶を買う。朝ご飯には白バラ牛乳パンのかすてらサンドを。白バラ牛乳、関東では手に取れないイメージがかなり強い。

そういやとあるセブンイレブンのロゴの下に「heart in」と書いてあって、「このセブンは心がこもってるんだなあ」と思うなど。


二日目は神戸へ。大阪旅と言っておきながら。まあ、この辺は電車でいつの間にか県境超えてるから。そういうもんだよね。フェリシモチョコレートミュージアム、アトア、ビーコウベ、北野異人館、大阪でお土産購入。

チョコレートミュージアムはほぼパッケージを見る会だった。海外のチョコレートを買って出た。

アトアは水族館だけど美術館みたいになっていて、水族館と少し動物園と美術館を混ぜたみたいなところだった。美術館要素にチームラボ味がだいぶ混じっていた。だからちょっと苦手かなと思ったけど、割と楽しかった。絵とかのアート要素が多かったからかな。水族館なのにハダカデバネズミがいて、ほーんって通り過ぎたけど、よく考えたら見たことないかも!って戻ってちゃんと見た。何匹かいた。

ビーコウベのモニュメントは予想通り写真撮りたい人が列をなしていて、手前にあった看板にもビーコウベって書いてあったからそっちの前で撮った。でかいビーコウベも看板も両方入る画角がある。

ここまでが海沿いエリアで歩いて回れたんだが、北野異人館街はちょっと遠くてバス移動。何かのイベントをやっている影響でダイヤが変更になっていた。


海沿いエリアで結構時間がかかり、北野異人館に行けたのが十六時半くらい。十八時までだし入館料もかかるしで、一番行きたい英国館だけ行くことに。

英国館はシャーロックホームズのなにかしらをなにかしらしていて、探偵服と帽子などを自由に借りることができる。私だけ着て回った。着てる人めちゃくちゃいた。大人気コスプレだわ。模様はチェック柄で何種類かあった。チェック柄といえば、英国館の廊下がタータンチェックだった。めちゃくちゃ可愛かった。あとはカーテンなどがウィリアムモリスだった。



朝、海の方に向かってる時、海で思い浮かべる歌の話になり全員違ったのがすごかった。海の歌ってそんなにあるんだ。あるか。島国だし。

指輪屋さんがあって外にサイズを調べられるリングが置いてあったので調べる。左手の薬指は7号。同居人に「指輪7号だったから覚えといて」とリマインドでチャットを送ると「はい」と返ってきた。はい。

「一人でも幸せだし、別に結婚とか良いかなーと思うけど、いつか後悔する日が来るんじゃないかと思う」という話。わかるなあ。一人で楽しい時でも、誰かが誰かと一緒にいて楽しい話を聞くと羨ましくなるよな。

お土産、東北勢が「面白い恋人」を買っていた。

めでたし、めでたし。と書いておけば何でもめでたく完結します。