自己一致と量子力学

受容・共感・自己一致。
カウンセリング、キャリアコンサルティングを勉強して熟度を上げていこうとすると、自己一致はとりわけ大事であることに気づきます。

量子力学で考えると
私達は粒で出来ていて粒は振動していて、集中して力を発揮できる時は、高い周波数でより多くの情報をキャッチし処理出来る状態で周囲にも良い影響を与えます。意識を整えて自己一致している状態です。
一方で自分自身と現実、もしくは自己概念と経験が不一致だと波は乱れて周波数が下がり満足に力が出せない状態です。

蓋をする？横に置く？
キャリアコンサルタントとして「自分の考えは蓋をして」「自分は横に置いて」相談者の話を聴く、というアドバイスを受けたことがある人も居ると思います。
私もそうでしたが、しっくりきませんでしたので、出来るだけ自分の考えと感情は蓋をせず横にも置かず「こんな私ですが聴きますよ」という気持ちで研鑽してきました。
入門時には有効なアドバイスかもしれませんし、人それぞれなのですが、自分を抑えたり、蓋を開け閉めすることにエネルギーを使うのは少々勿体無い気がします。

積極技法で別人になる。。
キャリアコンサルティングで傾聴までは暖かくできるのに、積極技法や介入に壁や抵抗を感じる人は多いと思います。私も、言っていいのか、どう言葉にするか、、、なかなか言えず迷っている間に自己不一致になることがあります。不一致の状態で何か言えたとしても傾聴に努めた自分とは別の自分が説明し、説得し、提案している気がします。
量子力学的には周波数が下がり、感度も影響力も下がってます。

自己一致のイメージ
キャリアコンサルティングの熟度を上げるには蓋は要らないですし、自分の考えや感情は横に置かなくて良いですよ。自己認識と言われますが、自分を偽らず疑わず、自分のクセや傾向、自己概念も理解することです。
キャリアコンサルタントが自己一致すると相談者に安心を与えます。量子力学では粒の波が高い周波数で周囲にも良い影響を与えます。そして積極技法や介入にも勇気が出ます。
私は、自己認識と自己一致を自分の中の粒の波を意識して研鑽してみようと思います。

自己認識にはスーパービジョンはおすすめです。