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空を飛ぶ”泡”を科学的に解明し、作り方を解説/分子ガストロノミー

最新の分子ガストロノミー技術

分子ガストロノミー(分子調理)を用いた、空を飛ぶ泡の正体について科学的な視点で解説していきます。

空飛ぶ泡は様々な呼び方がされている訳ですが、これと言って決まった呼び方はありません。流行した経緯としては、海外で食用とは関係ない製品が流行ったからだと考えられます。

分子ガストロノミーや、フランス料理界隈では、泡のことをエスプーマと言ったりします。一般的には食用泡でよいかもしれません。

まずはこちらの画像をご覧ください

一般的に作られているエスプーマ等とはまた違った性質の泡であることが見て取れます。これは製法が少し違うからですね。
 泡をキャッチするのは、科学的なムービーではよく見る映像です。これは皆さんも承知の通り、静電気です。もちろん静電気なくてもキャッチできます。
どこかに泡が捕まることができれば、食材に付けたりもできます。静電気の関係で宙に浮き続けることもあります。

こちらの参照動画はこちらから▶︎https://vt.tiktok.com/ZSNUU6V1r/

この技術は、最新の科学という訳ではなくシンプルな基礎科学で作られています。ただ原理を知っているから作れるかと言われると、色々と道具も必要になりますので、その辺りも価格含めて解説していましょう。


また画像のようなスモークを泡の中に閉じ込めて、弾けさせる製品の紹介もおまけで解説しています。

空飛ぶ泡・雲の正体とは

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