マガジンのカバー画像

科学的・化学的な考察(一覧)

38
科学的・化学的な考察の記事
運営しているクリエイター

#分子ガストロノミー

脂肪酸が第6番目の”基本味”である証拠と解説—その「脂肪酸」を応用する方法論につ…

序文 "第6の味覚"と呼ばれる、まだ未知の領域への挑戦です。特定の脂肪酸が私たちの味覚に深く…

「野菜主役の料理」は成り立つのか?/ヴィーガンレシピの真髄とは:ダニエル・ハムシェ…

「野菜主役は成り立つのか」みたいな名代は結構、”成り立つ方向へ尊重”されている訳だが、肉…

料理の科学:「ミネラル/酵素(こうそ)/塩分/硬度(こうど)/乳酸発酵/酵母発酵」それぞれ…

目次から気になる項目を、辞書のような感覚で見てもらえたらと思います。根拠となる論文の引用…

ミネラルウォーターで”煮込み料理”/硬度(こうど)の違いが及ぼす影響について

「ミネラルウォーター」か「水」どちら?このようなツイートが話題になっていますが、実際の論…

驚きの新事実/「塩」と「こしょう」の料理科学/風味への影響・味・浸透速度のふしぎ

「塩には味の違いはない」は真実? 「塩には味の違いはない」という主張がありますが、その根…

『カニの香りを抽出して下さい』と言われたら、食品業界との競争で勝つことができる人…

我々、料理人が『化学製品』を使用すべきでないという考え方を早急に見直す必要があります。 …

アスパラガス(他野菜)の低温調理63度付近・真空調理の意味・温度について

はじめにいまでこそ、インターネットの普及が進み有名なシェフが世に知れ渡り様々な調理法の見直しや考え方が多様化される時代になりました。 昔から行われてきた、セオリー通りの火入れが常識ではなくなり、何が正しいのか分かりづらい 情報が混在した世の中になっている時期かもしれません。 そして野菜の調理において、世に影響を与えた人物としめ名高い『アラン・パッサール』氏 野菜のカルパッチョ等、独創的な料理で魅了する3ッ星シェフ。皆んなから尊敬されるシェフの一人であり、多くの人から愛さ

"匂い"に対して味覚の知覚パーセンテージ比率は?神経生理学と料理学

はじめに一部の研究では、食品の匂いが味の知覚方法の〇〇%を占めているのに対し、味は〇〇%を…

空を飛ぶ”泡”を科学的に解明し、作り方を解説/分子ガストロノミー

最新の分子ガストロノミー技術 分子ガストロノミー(分子調理)を用いた、空を飛ぶ泡の正体に…

”旨味を増やす”そのプロセスについて

旨味とは 旨味とは有機アミノ酸のことを言います。 たとえばグルタミン酸は有機アミノ酸でも…

「肉汁を閉じ込めることは出来ない」これも時代遅れ!?最先端でいま主流の解釈とは?

”肉の表面を強く焼いた壁を作っても、肉汁を閉じ込めることは出来ない”という説が、最近の常…

フォアグラを安価に代用する方法/脂質と風味の関係性

今回はフランス料理においてよく使用される食材であるフォアグラの代替品をご紹介します。フォ…

ニンニクの揮発性フレーバー化合物に及ぼすさまざまな調理影響について

ニンニクは人々の日常料理に欠かせない食材です。 今回はそのニンニクに焦点をあて、以前紹介…

水道水を利用した分子ガストロノミーの思考法について

ごめんなさい、また長々と解説しちゃいました。 めんどくさい人は、今回も太字だけ読んでください。 ではお楽しみください。 日常に溶け込む分子ガストロノミー