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戦国のお姫様に学ぶ~松姫~

記事を開いて下さりありがとうございます。

今回は戦国のお姫様に学ぶシリーズ第2弾です。紹介する姫は松姫。武田信玄の娘ということもあり、ご存知の方もおられるのではないでしょうか。

松姫は、永禄4年(1561年)生まれ。
名前の由来は、松姫が生まれた当時、川中島の戦いの最中であり、使者が信玄に姫が生まれたことを知らせた時に偶然そこに松の木があったから松姫と名付けたという話を聞いたことがあります。

松姫が7歳の時、織田と武田の同盟の補強として、信長の息子、信忠と婚約します。婚約が決まった時から、互いに手紙や品物を送ったりしていたそうです。

しかし、元亀3年(1572年)信玄と織田氏の同盟国である三河国の徳川家康との間で三方ヶ原の戦いが起こります。この戦いで織田側は援軍を武田軍ではなく、徳川軍に出したため、武田と織田の同盟は決裂。松姫と信忠の結婚も破棄になります。

ここからが切ないのです…
松姫はそれ以降もずっと信忠のことが好きだったと考えられています。私もそうであったと思います。また、信忠も側室との間に三法師という男の子を授かりましたが、正室は迎えていなかったそうです。だからこの2人はずっと想いあっていたのでしょう。
ご存知の通り、この後信忠は、本能寺の変で明智軍を返り討ちにしようとし、討死します。
その後松は、信忠の冥福を祈るために出家し、信松尼と名乗ります。信忠の信という字が入っているなあと。

来世では一緒になっていてほしいです。



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