★一分法話★【心はたなびく香りの様に!】
「人は、最初の7秒で相手の印象が定着してしまい、その後ほとんどその印象は変わらない」という研究結果があります。
初めて人と出会うときは、最初の7秒が勝負になるtいうことです。
営業マンや接客の仕事をされている方は、特に気を付けないといけません。
ですから、人と会うときは、見た目や容姿は非常に大切になってくるのです。
それを体感的に知っているので、髪の毛をといて服装を整えたり、女性なら化粧をしたりと、太古昔からされてきたんですね。
ただ昔から「三日見ぬ間の桜かな」と詠まれる様に、容姿は日々変化していきますし、衰えてもいきますので形や見た目だけに力を注いでいてはいけないのですよね。
実際には印象というのは総合的に判断されますので、男前であったり美人でなければならないかというと、そうではありません。
そこにあまりこだわりすぎると、逆効果になってしまいます。
声のトーンや態度や言葉遣い、匂いや清潔感など、目に見えないでも伝わるものの方が、変えられない印象を定着させる強烈な情報になってくるものです。
そちらの方が7秒でついた印象を変えてくれるものです。
仏教では、「体は花の様にしおれてちって行くが、心はたなびく香りの様にいつまでも残る」と言われます。
綺麗な花は見ていたいですが、悪臭をたなびかせているなら、飾りたくないですよね。
その教えから言えることは、造形は重要ではあるが、それだけが重要なのではないということです。
心を磨いて、いつまでも相手の心に残る香りを、芳しく(かぐわしく)していきたいものです。合掌
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