天正山 玉光院 中島高州 幸せへの道しるべの一分法話

護摩行1200回以上・滝行:1100回以上で、現在も継続中の行者です。 師匠のもとで1…

天正山 玉光院 中島高州 幸せへの道しるべの一分法話

護摩行1200回以上・滝行:1100回以上で、現在も継続中の行者です。 師匠のもとで12年間の内弟子修行。 夜中行・護摩行・籠山行・滝行・お百度行などを経験。 今は、独立して年間数百回のご相談を聞いております。 また、別の事業の経験から、娑婆の厳しさと理不尽さも舐めてきてます。

最近の記事

★幸せに導く一分法話★1583話 【短所のある自分はまだまだ成長できる存在だ!】

皆さんが、長所と短所を聞かれたら、どちらの方がたくさん出てくるでしょうか? ヨーロッパの人やアメリカの人などは、自分の良いところが次から次へと出てくるらしいです。 日本人はというと、謙虚といいましょうか奥ゆかしいといいましょうか、多くの人が自分の短所をいいますね。 普段から意識しているから、すぐに頭に浮かんでくるのかもしれませんね。 かと言って外国の人のように長所を人に言うには、気恥ずかしい思いもありますから、なかなか言えません。 ただ、短所がいっぱいあるという事を考

    • ★幸せに導く一分法話★1582話 【やっぱり亭主は成長せんのでしょうかね・・・】

      昨日お話ししました、「桃栗三年柿八年って、そんな意味だったんですか」という方もいましたし、それどころかこの言葉を知らなかったという若い方もいました。 こういう慣用句を使う事がなくなってきているのでしょうね。少し寂しい気持ちになりますね。 さて、この言葉には続きがありまして、地域によってさまざまなバリエーションがあるようですが、私の知っている物を言います。 「柚子の大馬鹿十八年。女房の不作は六十年。亭主の不作は一生もん。」と続きます。 柚子はそんなにかからないと思うので

      • ★幸せに導く一分法話★1581話 【桃栗三年柿八年!成果が出るには時間がかかるのよ】

        収穫の秋、食欲の秋とは言いますが、本当に食べるものがたくさん出てきます。 スーパーのお菓子や飲み物も栗やお芋や柿などの味が並んでします。 そんな中でふと思い出したのが、「桃栗三年柿八年」という諺が思い浮かんできました。 これは、「大阪かるた」や「尾張いろはかるた」という物に出てくる一節です。 意味としては、種を植えて、数ヵ月で実を結ぶ物もあれば、何年も年月をかけて、やっと実ができるものもあります。 食べられる実がなるまでに相応の歳月を待たねばならない。 そこから、

        • ★幸せに導く一分法話★1580話 【きっしょを大切に!】

          今日はお朔日(おついたち)です。 神仏のことをしている者にとっては、朔日というのは結構重要な日でして、弟子時代には朔日の朝の掃除やお勤めの準備に不備があると、師匠からこっぴどく叱られたものです。 「きっしょを大事にしいーーーーっ!」と言われていました。 きっしょとは、「吉書」と書いて元々は、改元・譲位・年始・代替わりなどの時に天皇に上奏する文書の事なのです。 それが大切な機会や節目という意味に使われるようになったのです。 ですから、朔日というのは大事な「きっしょ」(

        ★幸せに導く一分法話★1583話 【短所のある自分はまだまだ成長できる存在だ!】

          ★幸せに導く一分法話★1579話 【初恋の日!】

          今日は「初恋の日」だそうですよ。 島崎藤村ゆかりの宿である老舗旅館の中棚荘が、藤村が「初恋」を発表した10月30日を『初恋の日』として申請したそうです。 1999年に記念日として制定されたということですから、まだ新しい記念日ですね。 初恋   島崎 藤村 まだあげ初(そ)めし前髪の 林檎(りんご)のもとに見えしとき 前にさしたる花櫛(はなぐし)の 花ある君と思ひけり やさしく白き手をのべて 林檎をわれにあたへしは 薄紅(うすくれない)の秋の実に 人こひ初めしはじめな

          ★幸せに導く一分法話★1579話 【初恋の日!】

          ★幸せに導く一分法話★1578話 【扇風機を片付けて、周りの人への感謝を思い出す!】

          昨日、扇風機の掃除をして片付けました。 流石にもう暑くなることもないと思いましたので、掃除して片付ける日を考えていたの、思い切って掃除しました。 お堂の扇風機は、ほぼ一日中ついています為、想像以上に埃がこびりついていまして、普通に吹いただけではなかなか汚れがおちません。 台数も多いので、たまたまお参りに来た信者さんにも手伝ってもらって、一つづつ分解して手洗いをしたんです。 水洗いできないところは、綺麗にふき取って片付けます。 中には10年選手の扇風機もありますので、

          ★幸せに導く一分法話★1578話 【扇風機を片付けて、周りの人への感謝を思い出す!】

          ★幸せに導く一分法話★1577話 【いつの間にか300日を超えました!】

          毎日、1分法話を書いていますと、今年になって何日目というのが結構気になるようになりました。 今年は閏年でしたので、一昨日が令和6年の300日目だったんです。 そこから2日が経ったので今年もあと63日です。 さあ、63日しかないと思われましたか? それとも63日もあると思われましたか? ボーとしていたらあっと言う間にクリスマス、お正月です。 ボーとしているつもりはないのですが、どんどん日が経っていくんですよね。 かと言って慌てふためいていても、何も手につかずにただい

          ★幸せに導く一分法話★1577話 【いつの間にか300日を超えました!】

          ★幸せに導く一分法話★1576話 【逃げずに立ち向かう。楽しい人生に変わります!】

          昔の時代劇ドラマの「水戸黄門」のオープニングテーマ。 【ああ人生に涙あり】 「人生楽ありゃ苦もあるさ 涙の後には虹も出る 歩いてゆくんだしっかりと 自分の道をふみしめて」 若い方は、知らない方もあると思いますが、 なかなか良い歌詞でしょ。 「楽あれば苦ある」というのは、晴れの日があれば雨の日があるのと同じくらい、自然の摂理なのです。 頭の中ではそんなことは分かっているのです。 でも、実際には苦は避けたいし逃げてばかりになってしまいます。 私は、自分から苦を求めるこ

          ★幸せに導く一分法話★1576話 【逃げずに立ち向かう。楽しい人生に変わります!】

          ★幸せに導く一分法話★1575話 【心の栄養剤。探してみましょう!】

          ★幸せに導く一分法話★1575話 【心の栄養剤。探してみましょう!】 忙しい忙しいと言っている時のことを少し思い出してみてください。 誰かに言われてやらなければならないようなことをしている時というのは、忙しくて時間に追われているはずなのに、なんかダラダラしてしまいます。 反対に自分が決めてやる気になっている時というのは、「これをして、あれをして」と考えていて時間に追われているはずなのに、結構充実しているものです。 心が何かに集中してきていると、ワクワクしてきます。

          ★幸せに導く一分法話★1575話 【心の栄養剤。探してみましょう!】

          ★幸せに導く一分法話★1574話 【心支える言葉!】

          ★幸せに導く一分法話★1574話 【心支える言葉!】 誰にでも苦しい時に心を支えてくれた言葉や音楽というものがあると思います。 普段はなんとも思っていない言葉でも、困難な状況に陥って時に、ふっと思い出してホンの少しの元気が沸いてきて進み始めることもあります。 さて、ある雑誌を読んでいますと、「自分を支えてくれた三つの言葉」ということでシドニーオリンピックのマラソン金メダリストの高橋尚子さんことが書いてありました。 1.何も咲かない寒い日には下へ下へと根を伸ばせ。   

          ★幸せに導く一分法話★1574話 【心支える言葉!】

          ★幸せに導く一分法話★1573話 【人生を変えるありがとう時間】

          さて、人生を変える「ありがとう時間」というのがあるのを存じでしょうか。 それは、夜寝る前なんです。 布団に入って、目をつむって今日のかかわった人に 「今日一日、ありがとう」と口ずさんでください。 奥さんやご主人、子供やご両親、近所の人や仕事の人などなど 今日は誰にも感謝できないときは、起こった事でも物でもなんでもいいのです。 兎に角、ありがとうの言葉を、寝る前に思い浮かべて、口に出すことなのです。 寝る前に一日を思い浮かべて言う「ありがとう」は、心の奥の奥の奥の魂の

          ★幸せに導く一分法話★1573話 【人生を変えるありがとう時間】

          ★幸せに導く一分法話★1572話 【ハゲしか分らない感謝!】

          今日は、10月20日でして、「頭髪の日」になっています。 10(トウ)20(ハツ)なんですね。 僧侶で剃髪している私には全く関係のないことですが、皆さんには非常に大切なものになってくると思います。 頭髪はその人の印象を形成する重要な部位になってきます。 そして、その人の個性を象徴するものでもあります。 特に女性の場合は、気持ちとの連動もしてきますので、本当に重要になってきますね。 そのため、お手入れも丁重に丁寧にされていることだと思います。 私も綺麗な髪の毛の女

          ★幸せに導く一分法話★1572話 【ハゲしか分らない感謝!】

          ★幸せに導く一分法話★1571話 【幸せになるために絶対にしてはいけないこと?!】

          さて、私は道場に来られる相談者さんに、「ため息をつついたらダメ!」「無理っていうたらアカン!」とよく言います。 困った時というのは無意識にため息をついてしまうんですが、実はこれが曲者なのです。 ため息をつくと良い気が抜けて、抜けたところに悪い気が入ってきます。 溜息を一日にある回数をつくことを続けますと、完璧な鬱病患者が出来上がるのです。これは本当です。 そうなってはいけませんので、ここではその回数と日数はかきませんが、それぐらい溜息は怖いのです。 ですから、困った

          ★幸せに導く一分法話★1571話 【幸せになるために絶対にしてはいけないこと?!】

          ★幸せに導く一分法話★1570話 【本当に人を惹きつける力!】

          昨夜は、スーパームーンだったんです。 スーパームーンと言いますと、一年で一番大きく見える満月のことなんですね。 一年間で最も地球と月の距離が近づいたんだそうです。 そのために、大きく見えるそうなのです。 どのくらい大きいかと言いますと、一番遠くにある時の満月よりも14%ほど大きく見えて、30%も明るく見えるそうなのです。 ただ、私の住んでいるところは曇っていてぼんやりとしか見えていませんでしたので、目が覚めるような明るさは見れませんでした。 この月の変化は、私たち

          ★幸せに導く一分法話★1570話 【本当に人を惹きつける力!】

          ★幸せに導く一分法話★【どんな時も、今がスタートライン!】

          ★幸せに導く一分法話★ 【どんな時も、今がスタートライン!】 昨夜、自転車で走っていますと、冷たい空気の層を感じるところが増えてきました。 「つい1ヶ月ほど前までは、暑い暑いと喘いでいたのに、これからはこの冷たい空気の層がどんどん広がっていくんかあ。」と少し感傷に浸っていました。 若い人たちにはまだ分からないでしょうが、年齢を重ねてきますと、時の移ろいというものや季節の変化というものに非常に敏感になってきます。 やはり経験値が物の哀れを感じるようになるからでしょうね

          ★幸せに導く一分法話★【どんな時も、今がスタートライン!】

          ★幸せに導く一分法話★ 【70:25:5の法則 自分はどこにいる!】

          さて、一昨日の一分法話で、自分の未来を絵に描くというお話をしました。 ドリームズ・カム・トゥルーの歌であった「未来予想図」ですよね。 さあ、皆さんはどんな未来予想図を書かれたんでしょうかね。 でも多分、一昨日から昨日にかけて、すぐに書いた人はいないと思います。 (おられたらごめんなさいね。こう言う事は、すぐにはしないもんなんですよ。) 実は、人間って良いことを聞いたとしても、やってみる人というのは本当に少ないのです。 「成功する人の考え方」という本には、「何かしら希

          ★幸せに導く一分法話★ 【70:25:5の法則 自分はどこにいる!】