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探究学習の重要性を知りたい方へ

こんにちは!
NU Ase運営です。

NU Aseは、探究学習の手法を取り入れた教育イベントをオンラインで行う団体です。

今回は、NU Aseが考える探究学習の重要性をまとめてみます!




探究学習とは

探究学習は、以下の4つのプロセスに分けることができます。
(今回は概要だけ説明します!)

1.課題設定
2.情報収集
3.整理分析
4.まとめ・発表

このサイクルの最後には振り返りを実施し、新たな課題を発見して再度設定していきます。
このサイクルを回し続けることこそ、探究学習に他なりません。


探究学習に取り組むメリット

今回の本題である「探究学習はなぜ重要なのか?」をまとめていきたいと思います。

探究学習には、大きく3つのメリットがあります。

1.興味・関心の幅が広がる

探究学習において特に重要になるのが、興味・関心を様々なことに持ち、それらを知ろうとする知的好奇心です。

例えば

普段何気なく見ている横断歩道は、なぜ白のシマシマなんだろう?

コンビニのロゴはなぜあんな色をしているのだろう?

といった疑問を自ら調べ、仮説を立てながら解決に向かっていきます。
そのような過程を経ることで、「もっと知りたい!」という知的好奇心が培われていきます。


2.勉強のやり方が見につく

自らの興味関心に沿った学びを得ることで、「知らないことを知ること = 勉強」のコツをつかむことができます。
勉強は筋トレと同じで、やればやるほど慣れていき、苦労せずにできるようになります。

探究的な学びを通して上手な勉強のやり方が身につくので、受験勉強を迎える学年になったときに、ぐんぐん成績を伸ばし志望校に合格していく子がとても多い印象です。


3.学力(国語・算数)が高くなる

受験勉強や学校のテストで出題されないのにどうして探究学習をしないと
いけないの?

良く聞かれる質問です。

以下の資料を見てください。

文部科学省「総合的な学習の時間の成果と課題について」掲載のグラフを再編

この図では、総合的な学習の時間に積極的に取り組んでいる生徒ほど教科の平均正答率が高いことが示されています。

つまり、探究学習は決して学校のテストや受験勉強と独立したものではないのです。
学校のテストや受験勉強を突破するために、その場しのぎの勉強をすることが本当に正しいのでしょうか?
それとも、探究的な学びを実践し、将来を見据えながら試験に向き合っていくべきなのでしょうか?

生成AIをはじめとしたテクノロジーが発達し、頭に入れた知識がすぐに陳腐化する現代において、どちらの学び方が普遍的なものになるかは言うまでもないでしょう。


おわりに

学ぶ力とは、生きる力だ

探究学習は、興味関心を育むとともに、その学び方を習得し普遍的な学ぶ力を鍛える学習スタイルです。

「これ面白い!」と思ったことをずっと究めていけば、いつか研究者になるような生徒が出てくるかもしれません。
そんな未来を頭に浮かべながら、私たちは今日も探究学習を行っていきます。

今回はここまでです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!


NU Aseでは、探究学習を取り入れたオンライン教育イベントを開催しています。

講師は現役大学生。

勉強をコーチングしてもらえるだけでなく、大学生活のリアルや学部ごとの勉強内容など、進路選択に役立つ情報もゲットできます。

【NU Ase HP】

また、一緒に探究学習を用いたイベントを作ってくださる方々からのご連絡も受け付けています。

個人の方はもちろん、企業やサークル、そのほかの団体の方も大歓迎です!

XのDMよりご連絡お待ちしております^^

名古屋大学NU Ase(ニューエース)(@nu_ase)さん / X (twitter.com)




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