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『四月になれば彼女は』読了~!

実は私は女優さんの中では森七菜さんが好きでして、写真集を買ったぐらいお顔がタイプなんですが、
そんな可愛すぎる森七菜さんが出演されていた、
実写化の映画『四月になれば彼女は』の原作小説を読んでみました~!!
やっと読んだの??!って自分で突っ込むレベルに驚きなんですが、、、
もおお最高すぎました・・!♡♡
こういう系統大好きなんです。


《 あらすじ 》

四月、藤代のもとに初めての恋人ハルから手紙が届く。
だが、藤代は1年後に結婚を決めていた。愛しているのか分からない恋人、弥生と。
失った恋に翻弄される12か月が始まる。
なぜ、恋も愛も、やがては過ぎ去ってしまうのか。

『四月になれば彼女は』裏表紙から。



《 印象に残ったフレーズ 》

恋は風邪と似ている。いつの間にかそれは始まっている。
風邪のウイルスが知らぬ間に体を冒し、気づいた時には発熱しているように。


このフレーズは二度繰り返される。だが一回目と二回目では続きのフレーズが全く違うのだ。そのことが強く印象に残った。そして、自分の恋愛に置き換えて考えさせられた。果たして自分はハルと弥生の時どっちだったのだろうと。この時自分を藤代に置き換え、あの時の恋愛をハルと弥生の場合どっちだったか考えたということである。

この小説を読み進めながら私はずっとそのことをずっと考えていた。
だが、読み終わるまで答えは出なかった。

やはり、自分の体験談に置き換えながら共感できたりする小説は、
自分の中で評価が☆5になったり、心に残ったりするなあと改めて思った。



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ネタバレ注意⚠️





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藤代は弥生のことを愛しているか分からないと言っていたが、
実はそのことは関係なく、ずっと、
ハルを追いかけて行かなかったことを後悔しているのが切なすぎました、

それはハルが追いかけられることを望んでいないと思ったから追いかけなかったのだと思いますが。


《 感想まとめ 》

ひたすら恋愛観を学ぶ感じの小説という感じがして、さらに表現がとにかく素敵で大好きな小説となりました。
他の作品も読んでみたいです!




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