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夜、私は好き、私が世界で1人になる、そんな気分を味わえる時間、少し寂しい時もあるけど、私に浸れる大事な時間。

夜に対する気持ちで、その日自分がどんな気分だったのか答え合わせのように分かる。楽しいこと、嬉しいこと、幸せなことがあった夜は、帰り道がおばあちゃん家のように暖かくて、心地がいい。いつもは音楽を聴きながら考え事に浸るけど、そんな夜はただ自然や車の音に耳を傾けて、世界の音に浸りたくなる。

1人の時間、私に浸れる時間、それはとても大切な時間だけど、夜というのはきっと、考え事には向かないのだろう。夜は闇に包まれる、闇はどうしても孤独や自責を連れてくる、もしかしたらみんなには来ないのかもしれない、少なくとも私には、闇がそれらを連れてきてしまう。それはきっと、私のせい。

それでも私は夜が好き。いい事ばかりではない夜だけど、夜に感じる悲しみも、私は愛してる。その悲しみは、私の内側の悲鳴、昼間は日に照らされて、明るい部分ばかり気づいてしまうから、その悲しみを気づいて寄り添える、それが少し嬉しい。悲しみに気づけなくなったら、きっと私は壊れてしまうから、それは、とっても怖い。

私に浸りすぎると、私は私を苦しめる、それがわかっているけど、学ばずに何度も繰り返してしまう。明日が来ないでと思い始めたら、それは悪い渦に入ってしまった証拠、そうなったら寝るに限る、これは最近学んだこと。

人によっても、日によっても、夜に対する想いは全然違う。今の私がこう書いたのも、この夜が、そういう夜だったから、違う日に書いたら、紡がれる言葉も変わるんだろうね。

いいことがあった日だったから、嬉しくて幸せなことがあったから、きっと私にしては前向きな文を綴れた、はず。


そんな夜が増えたらいいな。


そんな夜を、そんな1日を、増やしていきたいな。


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