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全国本屋巡り 備忘録2

2月は何処へ行こうか。敢えて寒い土地へ行くのもアリだと思い、富山を選択。
何故なら、氷見の寒鰤の時期だから。
寒鰤を食べて、日本酒も飲もう!
富山へ飛んだ。

幸い、雪は積もっていなかったし、何なら履いてきたヌプシは暑かった。
富山駅前で、握りのランチ・甘海老の造り・氷見の寒鰤の造りと日本酒を2合。
カウンターでこれだけ、食べて飲んで、諭吉1枚でお釣りがきた。安い。そして何より、美味しい。ほんのり酔った身体に冷たい風が気持ち良い。

今回、目指す本屋さんは「ひらすま書房」さん。
あいの風とやま鉄道に乗り、Googleマップを頼りに、ただただ、本屋を目指す。

建物はかつての郵便局

入店、ご主人が見当たらない。
まぁ、良い。
懐かしのオリーブのバックナンバー、かつてのベストセラー、富山の郷土史、まるで図書館の様な店内。静かに興奮し静かに選ぶ。そして、
奥まった場所にご主人が、積まれた本の中にひっそりと鎮座していた。良い。本当に良い。古本屋のご主人は本の隙間から客を見守っている。
理想的過ぎる古本屋だ。

そして、同じ空間に「あまや菓子店」と言う名の菓子屋がある。本を選んで、淹れたての珈琲と手作りの甘味。後は読むだけ。そして、昼寝する
だけ。
良い空間だった。因みにクッキーを何種類か購入したが、翌日には綺麗に無くなった。

富山は何を食べても美味しい。

購入本
⚫︎君たちはどう生きるか 吉野源三郎
⚫︎じゃむパンの日 赤染晶子
⚫︎彗星の孤独 寺尾紗穂

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