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全国本屋巡り 備忘録3

3月に入った。年度末だ!何処へ行こうか。
寿司の美味しい県を調べたら、福岡県が7位だった。
福岡へ飛んだ。

前回の富山訪問では、女1人でカウンターで鮨を堪能した経験に味を占めてしまったので、今回もちょぃと良い感じの店へ。
ランチコースとビール2杯と日本酒2合。
諭吉1枚と一葉1枚でお釣りがきた。飲み過ぎた。

この日の福岡は暑かった。アイスコーヒーを飲みながら、目指す本屋は
「月と犬」さん。古いアパートの1室にある。
「靴を脱ぐスタイル」SNSの紹介文のこのフレーズが気になった。

ちなみに5月に2回目の訪問をしている。

玄関で、ビビる事なく、知り合いの家かの様に普通に「靴を脱いで」入店。
店主に「こんにちは」と声を掛けられ「こんにちは」と返し、本棚をただただ見る。
側から見れば、勝手に家に上がって本棚を見る。
え???何そのシュールさ。。。
そんな感じかもしれない。
しかし、本屋だ。本屋なので、本棚をただただ見る。当たり前の事である。それが、古いアパートの一室なだけだ。
店主の醸し出すゆるさなのかは、解らぬが、中々良い空間だった。福岡の本屋=月の犬さんの構図が私の中で出来上がり、5月に再訪してしまった。

その後は福岡の本屋と言えば、キューブリクさんなので寄るが、人が多かったのでゆっくり見れず、「本のあるところajiro」さんへ。
ajiroさんは謳い文句が、海外文学が中心とだけあり、随分と選書に悩み、気がついたら長居してしまった。その間、「オレたち観光でこの辺ぶらついてるっす」的な男子のグループが入って来たが、「え?本屋?」と言ってすぐに出ていった。
オシャレな佇まいだものね。雑貨屋かカフェだと思ったんでしょうね。でも、店内は硬派な本ばかりだものね。
飛行機の時間があったので、時間切れ。
そして、ajiroさんも5月に再訪となる。

購入本
⚫︎レンブラントの帽子 バーナードマラマッド
⚫︎女の子たちと公的機関 ダリアセレンコ
⚫︎台湾文学ブックカフェ 蝶のしるし
⚫︎朝鮮短編小説選

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