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今年の本ね。

元来が、ぼんやりと、のんびりとした性格なので、生活はルーティンを好む。同じ時間に起きて、炊き立てのお米とお味噌汁と納豆を毎日食す。
同じ時間に家を出て、バスに乗り、電車に乗る。もちろん同じ車両だ。そして、本を読む。
会社へ行く道にある、いつものコンビニで、いつもの昼ごはんを買い、
いつもの時間に自席について、仕事をして、同僚とたわいもない話をし、社内のビルを散歩し、いつものソファーが空いていれば、座って本を読む。
15時に持参したおやつを食べる。
帰りも同じ時間の電車の同じ車両に乗る。帰り道も本を読む。
たまに、寄り道はするが、基本的には、同じ時間帯には帰宅する。
帰宅すれば、手洗いをし、ティッシュペーパーに消毒液を吹きかけ、スマホを拭く。夜ごはんは発芽玄米のお粥を食べ、温かいお風呂に入る。
翌日の準備をし、翌日の朝に飲む珈琲の豆を、手動で挽く。
冬はベッドに湯たんぽを入れるので、湯を沸かす。
寝る前に白湯を一杯飲んで、ベッドに入って、音楽を聴きながら、本を読む。そして、23時頃に寝る。
夏は窓を開けて、扇風機をかけて、海風を浴びながら、やはり音楽を聴きながら、本を読み、寝る。
休日前の帰り道にスーパーへ寄り、食材を買い込む。
休日前は24時頃寝る。

休日は、7時、遅くとも8時には起きて、珈琲を飲む。
ぼんやりしつつ、パウンドケーキかチーズケーキ、クッキーのどれかを作り、サンドイッチを作って食べ、家中の掃除をすれば、ケーキが焼き上がる。ケーキが焼きあがり、掃除も終わり、お腹も満たされたので、寝転がり、本を読む。夜ごはんは基本的には、お粥と、旬のものを食べ、たまにご馳走を作り、美味しくできたと思い、ニンマリしながら、また食べて、長風呂に入り、音楽を聴きながら、本を読む。そして、寝る。
そして、たまには外出する。飛行機に乗り、旅にも出て、本屋に行く。

文字にすれば、つまらない毎日だ。と、思われそうだが、この生活が楽しく感じるまでが、長く辛かった。
この瞬間は0.1秒後には過去になる。
現在の積み重ねは過去になる。
「足るを知る」良い言葉だ。そう、私は足りている。

人によっては「つまらない毎日」だと、思われても構わない。
私自身が毎日楽しく生活し、幸せなので、他人様にどう思われても「知らんがな」である。
今年も良い本に出逢えた。
良い年である。


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