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2021年薬膳新聞1月号

みなさんこんにちは、薬膳マイスターのmanamiです。昨年はたくさんの方に薬膳新聞を知っていただき、そして嬉しいお言葉をたくさんいただきました。本当にありがとうございます。『薬膳』という言葉を、わたしのpostやnoteで知った。薬膳新聞の存在をもっと早く知りたかったなど、勿体ないお言葉をたくさん貰って、さらに良い物を作りたいという原動力になっています。読んでくださる皆さんのお陰でこの新聞も5年目を迎えました。最初は酷い物でした。出しても一か月に10部出るかどうか。職場で置いて貰っていたのですが、まったく手に取って貰えずぐちゃぐちゃになった新聞を自分の手で捨てる、なんてこともありました。

ところが今となっては、『もう新聞ないんですか?』とお声をかけて頂くどころか、職場で毎月150部。ネットプリントでも50部以上の印刷を出して頂いてます。本当にありがたいことです。

こんな時代において、予防医学はより一層重要視されるものとなりました。手洗いうがいだけでは防ぎきれない。かかってしまってから手を打つのではなく、かからない為に自分自身の免疫力を上げる。それが自分を守るためだけではなく周りの人も守ることになるのです。では何をどうすればいいのか。それは自分の体質を知って体質にあった食生活、生活習慣に変えることです。『医食同源』という考えが東洋医学の根底にはあります。食べるものは薬にも毒にもなる。テレビでやっていたから。本で見たから。その情報が必ずしも貴方の体質に合うとは限りません。自分の体質を知りどうしたら健康な状態に持っていけるのか。微力ではありますが、そんな情報提供をする手段の一つが薬膳新聞になればいいと思います。

今月は五行説の最後のグループ『腎のグループ』です。腎は人間の活動に必要なエネルギーを貯める場所です。自然界に例えると海や湖。海と言えば生命が誕生した場所ですね。という事は、生命力の元とも言えます。元気な生活を送る為に腎の養生は不可欠です。また腎は冬に弱りやすいので、その不調が出やすい時期でもあります。年を追うごとに腎は弱っていきます。白髪や骨がもろくなるなどが典型的な例です。ご両親が元気に過ごす為にもぜひ取り入れておいてほしい知識だと思います。ご家族でご活用いただけると嬉しいです。今回はオマケペーパーのほかに体調管理シートも付けました。ご自身の食事記録、体調記録をして頂いて自分がどんな時に体調が悪くなるのか。どんな生活習慣や食生活が不調をもたらすのか可視化できるようにすれば体調のコントロールも可能になります。病気になってしまった後でも、いつから体調が悪かったのかを病院ですんなりと言うために役に立つと思います。どうぞご活用ください。


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