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決してキレイな話でないが、本質的に憂鬱や迷いが消える話/075

なんか、モヤモヤしてスッキリしない理由。
今いち腑に落ちなくて、引っかかるモノが残る理由。
 ↓ 

良くない言葉に、言語化しないから。

・他人
・家族
・著名人・師匠
を美化・神格化して、イヤな気分になっても
「それは私が至らないから」とばかり考えていると、鬱々する



世の中にある、

・「人のことを悪く言うのはやめましょう」
・「他人の良い面に目を向けましょう」
・「他者に感謝してgiveの精神を持ちましょう」

という言葉。教え。

私もこれには同意。
90%くらいは。


ただ、
無理にイイ人ぶって、
本心とは違うことばかり口にしたり、
世間一般の『イイ人』とは真逆の考えをしている自分を責めて、

自分が潰れたり、
精神的に疲弊してしまうと、
それは本末転倒。


「ポジティブ」とは真逆の、よろしくない言葉も、
今の自分の心に投げかけて、
それで光が見えて、スッキリするなら、
その『キレイでない言葉』も自身に投げかける価値がある。


私は
「なんか、違和感があるな」
「なんだろう?気持ち悪いな」
「本当にそうなのか?」

というモヤモヤ感を感じた時は、
次の2つの言葉を自分に投げかけてみることにしている。


『ダサい』
『げんなりする』

この2つの言葉のどちらかを
その事象に投げかければ、
無理していた自分に気づき、スッキリするはず。


「この集団、ダサい。
皆、夢とか目標とか言いながら、実は、揃いも揃って冴えない人の集まりでは?」

「私の手伝いをすることを自ら申告して、非常に助かってはいるが、
実はこの人の価値観や考え、決めつけにげんなりしている自分がいるのでは?」


『ダサい』
『げんなりする』


決してキレイな言葉ではないが、
口に出さなければいいだけの話。

自分の本心に投げかける。問う。
その分には活用していい言葉。
活用した方がいい言葉。


『ダサい』
『げんなりする』


例えばこうだ。

・あの人は優秀だから、すべてが正解なような気分になるが、
ハッキリ言って、あんな人を評価している点はダサいよね

・親のことは好きだけど、
第一子優遇、男優遇の考え。
子によって態度を変えるところに正直げんなりする

・あの人、昔はカッコ良かったけど、
今は変に自分を安売りしたり、若手の売れっ子に擦り寄るところはダサいよな

・尊敬してやまない人だったけど、
あんな下品な人とつるむようになったことにげんなりする

・皆が良いと言っているし、一応支持者もいるようだが、
私の価値観では、あの人の喋り方も仕草も思考も、すべてがダサい

等。


人は特に

✓家族
✓好きな人
✓尊敬する人

に対しては、
なんか引っかかって、スッキリしないことがあったとしても
それは
「自分の考え、捉え方がダメなんだ」
「自分が未熟なだけなんだ」
「否定的に見る自分が悪いんだ」

と、こと、自分を責めがちなように感じる。
(マジメな人ほど…)


そんなことはない。


完璧な人なんていないのだから、
すべての分野に関して、どれも正解の行動ができるわけでもない。

中には、明かにハズしていることもある。

その時、どうも気持ち悪さを感じるなら、
自分の心に問いかけよう


『ダサい』
『げんなりする』


きっと、
点と点が結びついて、スッキリするはずです。

断言した方が、霧が晴れる。


「そうか、私は自分の考え方を責めていたが、自分の問題でもなさそうだ。
単純に、あの人がハズしているよね。
あれはやっぱりダサいよね」


これでいい。


自分独りの時間では
変にイイ人ぶる必要もないし、
相手を正当化する必要もない。



おおよその場合、
『自分の直感は正しい』

と思っていいでしょう。



※上記は
仕事上、1on1面談を繰り返してきて
対象者と深いレベルの話をしてきた経験と
私の体験談も踏まえてのお話でした。


まとめ


1、他者を美化し、他者を正解として、自分の考えを責め過ぎると病んでしまう
2、「他者否定」という行為に、過度に罪悪感を持つと自分が潰れる。
自分に至らない点があるように、他人だって明らかにハズしていることは多い
3、世の『キレイな教え』を真に受けて、自分が潰れたら本末転倒。
人間なんだから、不快感・怒り・怨み・・・普通にある感情





追伸


因みに私は、人の
『見る目のなさ』にげんなりする。

明らかに
品がなく、虚栄心の塊で、人相も悪い。
それなのに表面上は、心にもない、ええカッコしぃの偽善的な言葉を頻発するAさん。

そんなAさんの底意地の悪さに気づきもせず、
むしろ評価している。


そういう、Aさんを素で褒めるような
「見る目がない側面」を持つ人を目の当たりにしたら、

これまで好きだった人でも
心が離れる・・・


※上司や経営者の前でだけ
ええカッコをしている人に、
本気で気づいていない管理職は
思いの外多いものだ・・・


人は、自分が見たいものだけを見る。



追伸2


そうは言っても、
他人が誰を評価しようが、
誰を選出しようが、
それはその人の勝手。
私が口を出すことでもない。

もちろんわかっている。

人は、
理屈で正しいことよりも、
本能的な『好き嫌い』で決めることがほとんどだから。

-本能的-
ということは、
・見た目がタイプ
・雰囲気が好き
・ボディ(スタイル)が好き
そういう点で人を選ぶことも、決して例外ではない。

人間だからね。


ただ、
『隣に誰がいるか?』
というのは思いの外見られていて、
そこで判断されることが多いのも事実。


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