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絵を描く私、執筆する私。



昨年のお話。

昨年から会社をやめ
絵を描いて展示会に出展したり
執筆をしたりを繰り返してきました。

その中で犬のカウンセリングも
ゆるく始めてみたり。

色々やってきた中で
私の中では

『絵を描く私』

『執筆する私』

大きく分けて
2つの私が存在していることに気づきました。


その2つの存在に最初は
戸惑っていたように思います。

どちらが本当の自分なんだろう??

ひとつに絞れない私は
飽き性でダメな私なのでは
ないか??


ひとつのことを懸命に極められる人が
えらくて
ひとつのことを極められない
私はダメ人間。

などと自分をかなり
卑下していました。



そのうちに子供の就学時期となり、
凸凹の毎日で大きな凹にはまり
親子二人で凹沼から抜けられず

もんもんとした苦しい日々を
過ごしていました。


そんなある日、家族で
3泊4日の山梨旅行へでかけ

悩みやしがらみを忘れ
ひたすら心で楽しむ時間をもてたことで

私の中の考えが大きく変わりました。


でも、その時はまだ言葉に出来る
ほどの答えとはなっていなくて
心の深い海の中で、何か
化学反応を起こしている状態でした。


旅行から帰宅し、
子供が放課後デイサービスへ
行っている間に

お気に入りのカフェ☕へ
いってきました。


カフェへ行くと
凝り固まった心や体がゆっくり
ほぐれていき、ぎゅーぎゅーに
詰め込まれた自分が狭い箱から
解放されるような気持ちになれます。


この日もそんな感じでした。

私がいつも利用するカフェでは
アールグレイのホットを頼み
ポットからカップに注いでミルクを
たっぷり入れて飲むのがお気に入り
なのですが、


今回は、メニューを見ると

ロイヤルミルクティが追加されていることに気がつき、迷いながらも
新しい一歩を踏み出す気持ちで
注文してみました。


これで不味かったら…。
なんて事も過りましたが

それはそれで一つ経験が増えるだけ
のこと。


しばらくしてロイヤルミルクティ
が運ばれてきました。


星乃珈琲店
ロイヤルミルクティ
もしかしたら実はメニューにずっと
いたのに気づかなかった???



いい香り

口に運ぶ前からふんわり
運ばれる香りが期待させる。


一口含んでみると

なんとも言えない
素晴らしい香りと味。

想像以上のロイヤルミルクティでした。

一気に幸せな気持ちに。


心地よく、美味しい時間が
ゆったり流れ
私を包み込んでくれる。


しばし、このロイヤルミルクティの
幸せに浸りながら

お店に置いてあった
絵画冊子と、雑誌を
手に取った。

ロイヤルミルクティを
口にゆっくり運びながら
1ページ1ページを
じっくり見ていく。

このカフェでは絵画冊子を
いつも置いてくれている。
そこには絵の写真と共に作家の
思いや使用した画材までも細かく
記載されているんです。

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