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結婚式、それはなにもかもに素直に感謝できる日

数日前、結婚式を挙げた。
少し気持ちが落ち着いた今日。noteに書いてみる。

結婚式当日を迎えるまで、何度も何度も憂鬱になることがあった。
そもそも人前に出るのは好きじゃないし、ものごとを決めるのも得意ではない。
試しては考え、調べて、相談して決めるタイプのわたしには、結婚式の準備は壮大すぎた。
しかもコロナ禍だ。
招待して迷惑じゃないかな、そもそも今やるのは諦めたほうがいいのかな。悩むことが無限にあった!

でも、当日、教会の控え室で
自分たちのために友人・親戚が集まる気配を感じたとき、胸がいっぱいになった。
父と腕を組んで教会に入ったとき、わたしよりも感極まって泣いている友人をみて、心が震えた。
自分のことを大切に思ってくれている人たちに、今日この日を一緒に迎えてもらえて本当に良かったと思った。

昔、年上の知り合いに聞いたことがある。
結婚式はただのお祝いセレモニーじゃない。
結婚することをゲストに宣言し、誓いを守る責任をおう場であるのだと。
集まってもらったゲストのためにも、その誓いを簡単に手放してはいけない。

わたしはクリスチャンでもないので、人前式というゲストに結婚承認をしてもらうタイプの儀式を選んだ。
温かい拍手につつまれて、結婚宣言がされた。

そのあとはもう、ひたすらに楽しかった。
奇跡的な晴れ間にできたフラワーシャワー、ガーデンでのスナップ撮影、そして披露宴。
あとから写真を見返すとどれも大口を開けて笑うわたしばかりで、お淑やかな花嫁とはほど遠かったけど、本当に幸せな時間だった。

乾杯のスピーチ、サンクスバイト、フォトラウンド、ゲストスピーチ、記念品贈呈と両親への手紙、謝辞。
どの一瞬も一言も忘れたくなくて、全部メモに書き起こしたいくらい。笑

まずゲストに集まってもらえたのがうれしかったし、綺麗可愛い素敵とこの上なく褒めてもらえたのも幸せだった。(マイナス7キロがんばったのだ!)
でもなによりも、ゲストがその瞬間を一緒に楽しんでくれているのがよかった!
友人が撮ってくれた写真は、もちろん自分が映っているのも見るけれど、レセプションハウスでの友人、披露宴中の友人の様子を食い入るように見た。楽しそうだった!

しばらくは写真を見返したり、当日の情景を思い浮かべてにやにやする日が続きそうだ。
会社のトイレで写真を見ていたら、おそらくあまりにも集中して静かに見ていたもんだから、誰かに電気を消されたのはここだけの話・・笑

結婚式、迷っている人はぜひタイミングを見てやってほしいな。
初めて感じる幸せの種類だった。

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