【カルダモン】マサラチャイにも使用されるスパイスの女王
カルダモンというスパイス。聞いたことはあっても、実際に使ったことのある人は少ないのではないでしょうか。
実は、チャイやお菓子、カレーなど意外と口にしているかもしれませんよ。
今回はそんなカルダモンの作用・効能や使い方を紹介していきます♪
カルダモンとは?
カルダモンはショウガ科ショウズク族で、インド、スルランカ、マレー半島などが原産のスパイス。
カレー粉やマサラチャイの原料のひとつでもあり、北欧ではパンやケーキ、日本ではウスターソースなどに使用されています。
甘くエキゾチックだけれども爽やかな香りが強く、ペッパーが「スパイスの王」と呼ばれるのに対し、カルダモンは「スパイスの女王」と呼ばれています。
グリーンカルダモン、スモールカルダモンと呼ばれることも。
楕円形のさやを割ると、黒い種子が入っています。
この部分にとくに強い香りがあります。
割ってしまうと、香りが飛びやすくなるので、ホールのまま保存するのがよいでしょう。
カルダモンの作用・効能
インドにおいて、カルダモンは古くから生薬として使用されていました。
消化吸収がよくなるとして、今でも食後にカルダモンを噛む習慣は残っています。
風邪のひきはじめや、食べすぎた時、リラックスしたいときによさそうですね。
カルダモンはどういうふうに使う?
カルダモンを使用する際には殻をむいて種子そのものを取り出して使用すると、香りが引き立ちます。
本格的なマサラチャイを作るのもよいですが「そんなにスパイスがない」「作るのが面倒」という方は、コーヒーやホットミルク、ココアにカルダモンパウダーを一振りしてみてください!
香りが引き立ちますよ。
お砂糖との相性も良いので、ぜひ甘い飲み物に入れてみてくださいね。
焼きリンゴに挽きたてのカルダモンを少々ふりかけるだけでも良い香りがします。
ホールのカルダモンがある場合は、スパイスをブレンドしてカレーを作ったり、マサラチャイを作るのがおすすめです。
私はチャイを良く作るのですが、カルダモンを多めに入れると「これぞ、チャイ!」といった香りなります。
↑の記事でチャイの基本的な作り方を紹介していますので、参考にしてくださいね。
パンやクッキーといったお菓子作りにも使えます。
ホールであれば練りこんだり、パウダーであれば振りかけるだけでもいつもとは違った雰囲気になるのでお試しください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?