とある音楽プロジェクトのお話-7話
6話から、4年経った
父の死とコロナとで
それどころでは無くなっていた
もうやめようと
何度も思ったのに
その度に
いろんな出来事が起こって
やめない選択が繰り返された
おかげて捨て身なので
楽曲に関して
容赦ない砲撃浴びせ
一回仕上がった音は
全てお蔵入りとなった
プロジェクト=
ボーカリストオーディション
オリジナル音源作ります!
バックアップはプロが全力で!な
オリジナル曲作ってライブはしてたが
メンバー以外と音を作るなんていう
機会が無かったので
好奇心
プロの人とのコラボした
自分の音は
どうなるんだろう、で
ここまで来てしまった
繰り返し繰り返しやり取りして
出来上がった曲
あまりにもつまらなさすぎて全否定
担当も二回変わり
その度に繰り返しやりとりして
三年も時間が過ぎてしまった
この世にこんなにたくさん
かっこいい音が溢れているのに
なんでたった一曲に
こんなにも時間がかかるのだろうと
ほんま、情けなくて泣きそうで
そして
自分が少数派の感覚だって事も
うっすら気づいた
今更変えられないけど
三人目の担当者とやり取り
数ヶ月の時間をかけて昨日
別バージョンが上がってきた
大幅に方向転換
なんとか形になった
このプロジェクトとしては異例だけど
曲と詞は自分で乗せます
楽曲の方向性から
アレンジの雰囲気から
全て関わってるから
他力に乗っかる
プロジェクトでは
もはや無くなっているけれど
まあいいか
結局わかった事は
境界線がはっきりしているって事か
まあ
頑固ともいう
メロディと詩づくりに
励みます
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