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忙しいって幸せなことなのかも

私は最近忙しい。

朝は5時40分に起きて、6時15分くらいに家を飛び出して部活に行く。
朝練を7時から8時20分くらいまでして、8時35分からホームルーム。休み時間は演奏会の司会原稿を考えたり、譜読みをしたり、ホール練習の反省を書いたり。
昼練習をするために3時間目と4時間目の間は早弁をする。クラスの吹部はみんな黙々と食べ物を口に入れる。昼練習は12時20分から13時まで。そのあとは15時40分に授業が終わって、18時まで部活。19時30分まで自主練習。帰宅したらご褒美が欲しくてお菓子をバクバク食べてインターネットを見て、だらだら。忙しいから休まないといけないはずなのに睡眠時間を削ってしまう。本当によくない。(このお菓子とインターネットに関してはいったん置いておいてまた後日反省と対策を書こうと思う……)

みなさん、思っただろう。
なぜそこまでずっと部活をするのだろうと。

時間がないからだよ!!!!

やることが多くて本当に手に負えない。勉強も復習が全くできなくて、赤点も日常茶飯事だ。テスト後の部活の時間は赤回避したかどうかで盛り上がるほど。
秋は毎週のようにイベントや大会がある。
出るイベントの数を減らした方がいいのではとも思うけど、部活が楽しいし、伝統が途絶えてしまうし、去年に負けるのは絶対に嫌だ。

4日間のoffを経て

こんなに忙しい吹部だけど、さすがにお盆はoffだった。今年は4日も休みだった。

やっとやりたいことができる!!
この休みを楽しみにしていた。

しかし、この四日間のoffは正直無駄に終わってしまった。
ほぼすべてを部活にささげてきたから趣味もなくて、youtubeをエンドレスにだらだら見てしまってる。
「ああ、せっかく時間があるのに、これじゃあ無駄じゃないか」
生きている心地がしなかった。ダメ人間になっている気がした。
本当にしんどかったのだ。

今までやりたかったけど時間がなくて色々あきらめてきた。
だから、せっかくの休みを充実したものにしたかった。
しかし、楽なことに体が流されてしまった。

はあ。

なんでoffの日がこんなにつらいんだよ!!!せっかくの休日をエンジョイしたいのに!!
ファンタスティックでビューティフォーな休日をつくりたいよ!
どうしたらいいんだーーーー!!!

素敵な休日をつくりたい!!!


さて、冷静になって、私の休日の良くない点を挙げてみよう。
・自由時間が一度に大量にありすぎて時間をうまく使えないこと
・やること、やりたいことがちゃんと明確になっていないこと、計画できていないこと
この二点が解消できれば素敵な休日を送ることができるのではないか……?

★私が考えた解消するための三箇条★
①あらかじめやりたいことリストをつくっておいて、どの日のどの時間にそれをやるのか計画する!
やりたいことをoffに入ってから考えるのでは、そもそも一から考えるのが面倒くさくて結局楽なことに流されてしまう。それに、offの日の予定をあらかじめ立てておくことでそのイベントを楽しみに練習を頑張ることができるかもしれない。
そして、その予定は多ければ多いほどいい。だれることがなくなるはずだ。

②達成できたと断言できるもの以外はやらない。その行為を一度でもやった、というラインのほかにもう一つラインをつくる!!
youtubeやネットサーフィンは終わりがない。だからキリがいいタイミングが存在せず、時間を浪費してしまう。だから、達成がわかるようにしておくべきだと思う。達成感は幸福につながるはずだ。
「勉強をする」これだけでもいいが、できればその次の中間地点をつくるといい。「ワークを5ページやる」とか。

③絶対に外せない用事をつくって自由時間を減らす!!!
いくらやりたいことリストをつくって計画を立てて、目標達成ラインをつくっても、自分だけではいくらでも楽な方にさぼれてしまう。
そこで、「絶対に外せない用事」をつくってみるのはどうだろうか。

例を出してみる。
「12時から○○ちゃんランチ」
これは人を巻き込んでしまうという手法だ。こうすることで簡単に計画を崩せなくなる。
「15時から映画館」
これもあらかじめ予約してしまって、料金も払ってしまえば簡単に予定を変えられないだろう。
絶対に外せない用事をつくる=自由時間を無くす
ということだ。簡単に変えられない予定を入れてしまえば、それはもう自由時間とは言えなくなるのではないだろうか。

どうやら、人は一日の中で自由時間が5時間を超えるとむしろ不幸になる、という研究データもあるようだ。しかし、これは非生産的な活動(テレビやネットサーフィン)をした場合であって、生産的な活動(趣味や運動、ランニング)では幸福度は落ちないそう。
詳しくはこちらの記事を!↓
自由時間が多すぎると「幸福度が低下する」と判明 - ナゾロジー (kusuguru.co.jp)

まとめ

私は今まで、忙しくて自由な時間がないことに対して「苦しい、休みたい」という悪い面ばかり見ていた。
しかし、このお盆休みを経て逆に自由時間は多すぎてもよくない、ということを実感した。
学校がある日、休みの日にかかわらず、自分で自分の忙しさを調節することが毎日を有意義に過ごすコツなのだと思う。

今回のことを通して考えた私の理想はこうだ。

平日
・忙しいことを楽しむ!
・睡眠時間を削らない程度に自分の好きなことをする時間をつくる

休日
・丸一日時間がある日は時間が固定される予定を(できれば二個)入れる。
・予定を決めない本当の意味での自由時間を五時間以内にできるように、やりたいことリストから一日の計画を立てていく。

これで充実した日々を送ることができるのではないか。
次のoffが楽しみである。

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