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入院日、そして手術

日本の皆様、世界の皆様こんにちは。
今日も生きててくれてありがとう。

やまんです。

以前、パッションでお伝えしていたうちのパートナーの「甲状腺乳頭癌」の進展をお伝えします。

30代で初めての癌。

他にもこの癌について不安に思っている方のすこしの深呼吸の元になればと思い、綴っております。


コロナ渦により、専門病棟である病院も、コロナによって手術や治療ができなくなった方が他院から移られて来ているようで、大変忙しい状況です。

今日は、手術前の入院日で、先生からの手術の説明、入院期間の確認事項など色々と説明を受けました。

今回の手術名は、甲状腺半側切除術+頸部郭清術との事です。
 
幸いにも、甲状腺内以外に転移もなく、片側だけの手術で対応できるそうです。

甲状腺の手術というので、甲状腺だけに対する手術の仕方なのかと思っていましたが(素人なので甲状腺という臓器の手術だけで完結する物だと思ってました)、食道や、気管支、声帯、また気管支にくっついている声帯をコントロールする神経、耳たぶの神経、高い声域を出す為の神経etc.様々な器官に触れながら、または切開しながら腫瘍を取り出すので、とても複雑で簡単ではないのだなと学び、身体というのは、物凄く精密で繊細に作られているのだと痛感しました。

手術は、主治医、または担当医という言葉をよく聞くので1人メインの先生が主に術を施すのかなと思っていたのですが、そうではなく「チーム」で行うそうです。
ドラマでは、そうしたチームとしての表現ではなく、1人の主人公をメインに話が進むのであまりわかりにくいのですが。

なので、建築現場のように各セクションと、それぞれの仕事の役割があって、連携を取りながら手術を進めていきます。

その中でも感動したのが、看護師さん。
手術担当専任の看護師さんがいます。(オペ看)
手術をスムーズに進行するために医師の補助をするだけかと思いきや、
患者さんの術中のケアまで行っています。

びっくりしたのは、患者さんには様々な管がつけられているのですが、
その管が皮膚に触れていると肌が傷つく可能性があるのでコットンを管と肌の間に設置してあげたりするそうです。また手術室が乾燥して、患者さんのお肌がカサカサになりそうであれば保湿剤を塗ってくれたりと、きめ細やかなサポートをしてくださいます。

ただ切って取るということではなく、術後の患者さんの生活まで視野に入れた治療の行程にただただ感心するばかりです。

たった1人の人間のために、こんなに多くの人が関与しているなんて。

それはドラマでは客観的に描かれているだけですが、実際に手術室を前にして、
現場の方々の姿や動きを見たり、声がけを聞いたら、感謝しきれないと思います。

コロナ禍の世の中で、多くの医療従事者の方が働いています。

一言に、ありがとうございます。と伝えます。

有ることが難しいと書いて、有難う。

簡単なことではなく、重要で貴重な環境なんだと感じました。


今手術が始まり、2時間が経過してます。

きっと大丈夫。
また術後の報告もします。

今日も皆様の一日が善き日でありますように☆




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