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退院、そしてその後


日本の皆様、世界の皆様こんばんは。
今日も生きてくれてありがとう。

やまんです。


手術から3週間が経ちました。
術後経過の報告とその後の事を綴ります。

手術から5日間入院しました。

術後当日10分ほど面会ができたので病室で会いました。
首には10センチ程の手術後。
寝ていたら、ほんとに死んじゃったのかと思うくらいの傷跡です。まだ手術したてなので、首には二本血液を抜くドレーンがささってます。
傷跡もまだまだ赤味があり生々しく、手術の写真を友人のイタリア人に見せたら吐いてしまいました。ごめんね。

でもちゃんと生きてて、意識もしっかりしています。
それから5日間入院生活で、次の日から早速リハビリでした。
切開したところが硬くなっていってしまう為、首を回したりするストレッチを積極的にとのこと。

でも傷口は痛いし、顔面の頬から顎らへんは麻痺してるしで、辛かったそうです。口も1センチくらいしか開かなくて。

でも退院するころには食事も普通になり、お祝いもかねてその日はお寿司を食べました。なんかうまいもん食べてほしくて。
 
こうして一緒にいるのが当たり前であった前の世界と、当たり前でなかった数日を経て、なんだか僕はちゃんと彼女の事を愛してるんだなと思いました。

慣れるって怖いですよね。
当たり前って思ってたんですから。


それから3日後に目眩がして、首のリンパあたりも硬く腫れていました。
こわかったので、病院に確認しましたがなんでもないでしょうとのこと。

さらに5日後、夜間に全身痙攣をおこし救急で運ばれました。
特にこれといった所見は見当たらず、帰宅しました。

そこから1週間後に再検査でしたが、首横の硬いシコリはどうやらリンパの腫れらしく、念の為生検しましたが大丈夫でした。でもお医者さんの中ではこのケースは稀だそう。

全身痙攣も何が原因かわからなかったので、
念の為地元の病院の脳神経内科に紹介状を書いてもらい受診することに。

そして今日受診してきました。

痙攣に関する結果は分からなかったです。
ですが、脳の形や内部に問題はないことがわかりました。
ただ、
別件で、動脈瘤を発見しました。

おそらく1ミリ程度かと。
そのまま脳神経外科の先生にみてもらおうとしたのですが今日は忙しくて無理のとのこと。
後日再検査になりました。


ひとまずここまでが経過報告です。

これはあくまでも1つの事例です。
ですので皆さんがこのような結果をたどることはないと思います。
そもそも痙攣も手術が原因ということは絶対ないのと、リンパの腫れも後から腫れたため、手術自体の成否には関わらないそうです。
なので心配なさらず。

でも、今回伝えたい事は、体の内部の事については実際、見てみないと分からなかったということです。

MRIやCT、エコーなどを駆使して初めて病気が見つかるケースは往々にしてあります。

なので今回の発見はまさに、検査をしたから分かったということです。

そして、
これも言えます。

人が人を支える。
縁や出会いが人を助けるです。

痙攣があってから不安な気持ちでいっぱいでした。
主治医に聞いても専門外なのでわからず、煮え切らない思いでいっぱいでした。

いろんな方にご相談して、その中で是非検査してみてと紹介してくださって、動脈瘤が発見されました。

まさにご縁だと思います。

まだどの程度の状態なのか、治療は必要なのかなど決めることは沢山有りますが、ご縁がなければ検査まで至らず、有耶無耶にして日々過ごしていたかもしれません。

病気はないにこしたことはありませんが、
見つかったのは運が良かったと思います。
見つからず、このまま過ごしていていつかなどと考えると恐くて眠れません。


再来週、脳外科の先生とお話しするそうです。

ただただ生きてくれればいい。

毎日そう願いながら、前を向いてやれることをコツコツやっていこうと思います。  

それではまた。
善き一日を。

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