大人よりも子供の成長記録が10倍だって件

流しの珈琲屋ランドネは、リヤカーをDIYで改造してきのみきのままにコーヒーの旅をふるまうお店です。

皆様こんにちは、やまんです。

先日振り返り。

当初お店の営業時間は2時間ほどで、
立地もマニアックな場所にあるので、そこまでお客様は来ないだろうと、シリコペさんのワークショップに参加している方が飲みに来てくれるかなぁぐらいの感じでした。

開けてびっくり、2時間で30人ほどのお客様に珈琲を提供しました。
ハンドミルでコーヒー豆を挽いていたので、僕は永遠とバンドルを回し続けてました。

1時間くらい経った頃。
そこへ、エプロンをつけたアシスタントが横に。
6歳の息子がお手伝いに来てくれました。
お湯を沸かす事以外は全てやりました。
豆を挽く、お湯を注ぐ、カップにコーヒーを淹れる、お客様にお待たせしましたと言ってコーヒーを渡す、お金をいただく、ありがとうございましたという。

産まれて初めての仕事の体験です。
最初は自分がやってみたい事をどんどん言ってやらせてみましたが、ほどなくして時間が経つと、お父さん洗い物しようか？コーヒーはどこに渡したらいい？お客様にお代はいくら？ときかれちゃんと応えるなど、みるみるその瞬間瞬間で成長していったのです。

大人は初めての仕事でも斜に構えるといいますか、素直にハイといって仕事に取りかかれない事もあるかと思います。

でも彼の好奇心というまっさらで壁のない世界は、あっという間に彼をいっぱしの仕事人に押し上げてくれます。

学びました。息子が教えてくれました。
人は他人が思うよりも、その環境を越えていくだけの好奇心という踏み台をもっているんだと。

思考実験が得意なら、失敗をしたらどうしようと考えがちです。
でも彼らには、行動が先に来てるので、失敗という概念はなく、成功するためセオリーなんだということです。

まずはやってみる。
長期計画とか考えずに、まず動く。

僕の背中を押してくれる息子の眼差しが今も忘れられません。