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2023年10月 人工授精へステップアップ

 タイミング法はやはりうまくいかず、リセット(月経)がきてしまった。月経8日目に受診。この時の診察からは初診の際の医師のみの予約を取るようにした。クリニック側もそのように手配してくれるようになった。

内診で卵胞の状態を確認。5日後に人工授精をしてみましょう。ということになった。月経が来てすぐの診察は、生理開始の8-10日目に受診するよう指示がされたように思う。

卵胞の確認の日は、生理が来てすぐに調整を開始すれば、まぁ余裕をもってシフト調整ができるのだけれど、そこから3-5日後にも仕事の調整をして再度休みを取らなければいけないのは、申し訳なさもあり少々大変だった。半休をとる日もあれば、シフトを人と交換したり、午後から夜遅くまでのシフトにずらしてもらうこともあった。なんとか周囲の協力をえて過ごしていた。

診察の終わりに看護師より実際に人工授精に使用する器具を見せてもらったが、シリンジに細めのチューブで安心した。痛みはほとんどありませんよと教えてもらった。人工授精の日には、当日朝に採精した精液を持参する。専用のカップを預かり、記名のルールを教えてもらった。カップには夫と妻それぞれの診察番号と名前を記載する。

夫は前日の射精NG。2-3日禁欲期間があったほうが精子の質が良くなるとのこと。採精して出来るだけ早く、2時間以内に持ってきてほしいということで、朝の8:30の提出に合わせて夫には協力してもらった。

人工授精当日

当日8:30にクリニックへ採精したカップを提出(温めず冷やさず持参)。1時間ほどで精液の洗浄濃縮が完了するので、それまでは待ち時間である。このクリニックは患者の過ごしやすさを最優先に建築がされており、中庭を眺めながら休憩しておくこともできるし院内にカフェも併設されているので暇を持て余すことは無かった。のんびり本を読んだり、日記を書いたりして過ごせるので待ち時間はむしろ楽しみにもなっていた。

洗浄濃縮が終わったらメールで呼び出しをされ、診察室へ。その日の精液検査の結果を確認する。平均よりも量や運動率は低いものの、人工授精の実施には問題ないということで、内診台で子宮内に精液を注入。1回目の実施時はとくに痛みも無かった(余談だが2回目は痛かった。軽い生理痛のような痛み)。

実施後には確実な排卵を促すためにHCGというホルモン剤の注射があった。これが痛い。ギューーっと強くピンポイントにつねられているような痛みが注射後もしばらく消えない。毎月これか…と気分もなえてしまうほど痛い。(私はこの注射のあとにどっと疲れて動けないような感じになるので、2回目以降は午後の予約を取るようにした。午前中は職場に行き、午後の有給をとって来院)

そして、人工授精から2日後より、期間にして2週間ほど黄体ホルモン剤を服薬して子宮の状態を安定させる。あとは月経が来ないことを祈って過ごすのみ。私はこの黄体ホルモン剤に強く反応する体質らしく、多少の頭痛やだるさを感じていた。どこまで我慢すべきかわからず、ひとまず2週間は飲み切ることにした。

■2023年10月の医療費
【内容】
・内診
・人工授精
・HCG注射
・黄体ホルモン剤
計:9,730円(治療の合計:77,970円)

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