見出し画像

2023年12月 リセット時の気持ち お金の話

 2023年12月29日。この日は仕事納めの予定だった。大掃除もできていない状態にも関わらず、家には夫の両親が1週間も宿泊に来ていて、気が張って疲れもたまっていた。そんな朝、リセットが来ていることに気づいた。3回目の人工授精が失敗に終わったことが分かり、精神的なショックと同時に生理痛の苦しさにも襲われて、本当にズタボロにされた気持ちだった。

情けないことに職場にはお休みをお願いして、義両親にも終日家にいることを伝える。私の勤める会社は生理休暇が有給なので助かった。

仕事は休んだとはいえ、夫は仕事、家に義両親と3人。気持ちが休まらないまま、ずっと暗い気持ちで過ごした。

なのに「家に人が増えていることは、血縁であってもストレスがたまるんだ」と言って、夫は夜も不在にした。一人で飲みに行ったらしい。義母が出発前の夫を𠮟りつけてくれたことだけが救いだった。この日のことは許しているけど、忘れない。この人のことは大好きなんだけど、こういうところがあるんだよな。でも、彼には彼なりのストレスとか疲れの発散方法があって、それで気持ちの健康を保っていることも分かる。お互い様で許しあいながらやっていこう。

人工授精に保険金申請ができた

ところでこの頃、勤め先の団体保険に加入していることを思い出す。診療明細書上で人工授精は「手術」の扱いなので、もしかして保険金の請求ができるのでは…?と思って担当者に初めて電話で連絡をしてみた。

結果として、人工授精は民間の医療保険で請求ができることが分かった!
私は手術1件につき5,000円が請求できるものを5口加入していた。なので1回の人工授精に25,000円の保険金が支払われる。人工授精の際に病院に払う金額よりも余りが出るほどになるが、これまでの検査費や、移動費、病院に勧められたサプリなどでかなりかかっている。経済的に負担に感じることも多い治療なので、これは本当にありがたかった。

保険会社から書面の請求をして申請すれば、このくらいの金額のものだと医師の診断書は省略してもらえて不要になる。保険会社の指定のフォーマットの請求書に病院からの診療明細書と領収書のコピーを添付して提出することで受理してもらえるので、日々の医療費書面の管理は大切。加入している保険によってはネットで申請できるところもあるようなので、要チェックだと思う。資料請求から2週間ほどで保険金は振り込まれた。不妊治療開始前に医療保険に加入しておいてよかった。

また、私たちのように共働きの夫婦でも、生計を共にしていれば確定申告の際に医療費控除の申請をすることができる。うちは夫が指定難病患者で、年度末に医療費還付を受けるために必ず確定申告をしているので、私の分の医療費についても申請するようまとめてお願いした。

#不妊治療 #妊活 #タイミング療法 #人工授精 #体外受精 #顕微授精 #採卵 #胚盤胞移植 #胚移植 #DVサバイバー #年の差婚 #不妊治療クリニック #IBD #沖縄

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?