2024年3月 採卵当日レポ
妻:30代前半、AMH値:8.28、DVサバイバー
夫:40代前半、IBD患者
妊活:2020年2月〜
初診+タイミング法:2023年5月〜
転院+タイミング法:2023年8月~
人工授精:2023年10月〜
採卵:2024年3月 ←今ココ!
いよいよやってきた採卵当日。7:30にはクリニックにいなければならない。早朝の採精、夫の協力に感謝。
6:00~7:00 当日朝の薬を飲み、出発
7:30 来院。採精したケースを提出。採卵は日帰り入院扱いのため、病室に案内され病衣に着替える。院内が寒い。カーディガンも持ってこれば良かった。
8:00 水分補給のため点滴開始。寒くて血管が見つからず、看護師さんに手をニギニギされる。
同日に複数名の採卵が予定されており、私はその日の午前の部で一番最後になる予定だとのこと。
10:00 痛み止めの座薬を看護師さんに入れてもらう。座薬なんて子供の時以来。「便意を感じるけど5-10分で落ち着くから我慢してね!」とのこと。この時の看護師さんが親切で、「今日まで出来ることはしたんだから、終わった後のご褒美を考えないとね♪」と明るく励ましてくれる。
10:15 お手洗いを済ませ、ショーツを脱ぎ、髪の毛をまとめてネットの帽子をかぶる
10:30 待機室へ移動。羽織るものを貸してくれた。点滴をもって歩いてむかう。
10:40 手術室へ移動。この病院で唯一といっていいほど病院らしい空間。緊張する。手術室担当の看護師さんが気づいて背中をさすってくれる。
採卵は日によって担当医が変わると聞いていたが、偶然(もしかしたら配慮)にも主治医が採卵を担当。「いらっしゃい」とにこやかに声をかけられて、安心。
足が開いて上がるあの台に乗り、心電図や酸素モニター、血圧計などを装着される。
点滴のラインから静脈麻酔開始。
そこからは眠っていたため記憶なし。採卵レポだと「消毒されるのが痛かった」と聞くこともあるけれど、それも麻酔下だったため記憶なし。ありがたい。
11:10 ストレッチャーで病室まで運ばれていたようで、病室の温かいベッドで目が覚めた。湯たんぽがお腹に置かれている。
若いころに、お酒を飲んで自分の部屋で眠っていたのに、違和感に目を開けたら性被害にあっていたことがある。麻酔から覚めるときにそのことを思い出して混乱してしまうのではないかと怖かったが、むしろ真逆な、穏やかな空間で目が覚めたので、ホッとして泣いてしまった。
12:00 看護師さんと一緒にゆっくり立ってみて、ふらつきがないか確認。問題無かったので、お手洗い+ショーツ(ナプキン)を装着。少し出血していた。
飲み物の許可が出る。飲んで5分ほど様子を見て、吐き気などが無ければ食べ物もOK。
13:45 休憩終わり。病衣から元の服に着替える。痛み止めの座薬がタイミングよく効いて、体に辛さは無かった。麻酔明けのだるさが少しあったくらい。
14:00 診察
採卵できた卵胞の数は「20個」!通りで苦しかったはずだ。
持参した精液の運動率などが良くなかったので、すべて顕微授精(卵にひとつずつ精子を注入)することになった。
受精の結果は2日後に分かるので、来院ではなく電話で結果を確認するように指示され、この日は帰宅することになった。夫に迎えに来てもらった。
不妊治療の山場は越えた!
帰り道でケーキ屋さんに寄った。大好きなチョコレートを我慢していたので、美味しいチョコケーキを買ってもらって帰宅。麻酔が切れず元気なうちに夫とおやつタイムをした。
ケーキに満足してからは、泥のように眠った。
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