見出し画像

ニッセ(妖精)と過ごす長い夜

画像で済ました顔して木箱に並んで寝ているのが問題の人たちです。

これはデンマークの保育園で時々見かける「クリスマスニッセとhyggeな夜を過ごす」イベントです。
hyggeとはデンマーク語にしかない言葉らしいのですが「心地よく快く過ごす」みたいな言葉らしく、私は「まったり過ごす」が近いかな、と思っています。

この保育園のイベント、毎年やるのですが、
このみかんの空き箱くらいのものを突然当番になった子は、その子の親が強制的に持って帰って、次の日も持って登園します。

でもそれは別にいい。荷物多い夕方でも当番になったらしっかり持って帰る、それはいい。

いけないのは、大学ノートの1.5倍くらいあるノートにぎっしり1ページ、「その夜、どれだけうちの子がそのニッセ君たちとhyggeしたか」の報告書を提出する事なのです。

毎年ページを前に繰りながら(でもみんな忙しいから、そんなに書いてないよね?)と希望の目で読み返すのですが。。
いや、やる気ありすぎ、、写真まで貼ってるやん。誰と張り合ってんねん。みたいな素敵なギッシリが毎日書き込まれています。

ちなみに1日くらい保留出来るんじゃないか?と甘い考えでいるとヤバいことが起きます。

強制的に何度も保育園から電話がかかり、「正午までに持って来てくださいね。ありがとう。」と、私が一言も何も言っていないのに、自動音声のような電話がきます。
もし出なかったら午前中、ずっと電話が鳴り続けます。(うちは2年連続甘い考えを持ってしまったので、どちらのバージョンも知ってる)

そんなこんなでうちら家族もデンマークの12月を走り抜けています!

追伸]クラスの子が多いから12月初めからクリスマスまでになるべく多くの子に行き渡るように保育園も頑張って保護者と戦っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?