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野球場図鑑/豊橋市民球場

【所在地】豊橋市岩田町 1-2 岩田運動公園内
【両翼】93m
【中堅】115m
【収容人員】15,895人
【アクセス】豊鉄東田本線「運動公園前」下車
【リンク】
 豊橋市スポーツ協会
 野球場再編案

得点がメンバーの下というスコアボード。

 豊橋市街地から東へ約4km、岩田運動公園に昭和55年開場した市営野球場。公園全体よりも早く開場しており、テニスコート、球技場を併設する。市内の今橋町に「豊橋球場」があるが、こちらは既に解体がはじまっており、プロ野球の試合が行われるのはこの豊橋市民球場である。
 中堅115mと狭小な野球場ながら中日ドラゴンズの主催試合が一軍、二軍とも毎年のように行われている。昭和の開場ながら2002年から行われるようになったのは、市と地元のドラゴンズ後援会の熱意による。「ナイター照明の輝度」「ラバーフェンス化」「スコアボードの見づらさ」を何とかして欲しいという球団からの要望に応え、外野の浅さについても外野フェンスの高さを3メートルまで上げる事で対応した。
 また初夏秋の高校野球、ソフトボールのJDリーグでも活躍する三河地方を代表する野球場だが、大学野球と社会人野球にはあまり所縁がない。
 2026年のアジア大会に向けこの豊橋市民球場にも改修の話が出ている。2023年に豊橋市が公表した野球場の再編案では、市民球場は「観る野球」に徹し、スコアボードのLED化等が謳われているが、外野の拡張には触れられていない。
 2023年5月には放火事件があった。

野球場図鑑/index
野球場図鑑/愛知県

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