野球場図鑑/花園セントラルスタジアム
【所在地】東大阪市松原南 1-1-43
【両翼】97m
【中堅】120m
【収容人員】1,600人
【アクセス】近鉄奈良線・東花園駅から徒歩15分
【リンク】
東大阪市
東大阪市花園中央公園
正式には「花園中央公園野球場」。ラグビー界では知らぬ人のない花園ラグビー場を擁する東大阪市花園中央公園に06年4月完成した市営野球場。グラウンドを見下ろしながらスタンドを一周できる、開放感のある野球場で、当初は内野も含めた総天然芝のグラウンドだったが、現在では内野は土になっている。
元々は大阪近鉄バファローズの練習場やファームの本拠地として考えられていた。しかし同球団がオリックスに吸収される形で消滅したため、実現しなかったが、現在のオリックス・バファローズがファームのホームゲームをたまに行っている。
また春夏秋の高校野球大会も開催され、関西独立リーグの大阪ゼロロクブルズや、地元の社会人クラブチームの本拠地となっており、クラブチームが実業団や独立リーグのチームと交流戦を行う「東大阪ベースボールフェスティバル」が開催されている。
花園中央公園には、水害時に街を守る遊水地としての役目もあり、全体がA、B、Cゾーンに区切られている中、当球場は最終防衛ラインとも言うべき「30年に1度の大雨を想定した」とされるCゾーンにあり、2018年7月6日の西日本豪雨では一部が浸水した。平坦な市街地にありながら水を溜めやすい構造になっているのがわかる。