見出し画像

野球場図鑑/門司球場

【所在地】北九州市門司区不老町 1-1
【両翼】92m
【中堅】115m
【収容人員】6,000人
【アクセス】JR門司駅から徒歩10分
【リンク】
 北九州市立門司体育館等26施設スポーツ施設

グラウンド全景。

 昭和32年、門司市営球場として開場。昭和38年の北九州市発足により「北九州市立門司球場」となったので、市より古い歴史を持っている。既に廃止になった門司競輪場跡地に隣接し、周辺は大里公園として整備され、屋外プール、花見広場、展望台がある。観光スポットである門司港からはかなり離れているが、球場よりも長い歴史を持ち、日本三大みなと祭と言われる「門司みなと祭」の会場ともなっている。
 高校野球から社会人野球まで、公式戦では使用されず、練習や非公式戦での使用に留まっているが、寂れてはおらず、しっかりメンテナンスされている様子だが、全面土のグラウンドであるのが惜しい。
 軟式野球や少年野球は盛んで、かって女子プロ野球で活躍した川端友紀が所属する「九州ハニーズ」が参戦し、九州の高校やクラブチームで構成される「九州女子硬式野球リーグ」のリーグ戦が行われている。
 歴史ある野球場らしく、球史の表舞台だった歴史を紐解くと、プロ野球が2リーグに分裂した直後の昭和25年、西鉄ライオンズの前身である新球団・西鉄クリッパーズが「お披露目」を行った、とある。

野球場図鑑/index
野球場図鑑/福岡県


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?