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野球場図鑑/長野オリンピックスタジアム

【所在地】長野市篠ノ井東福寺字上組北 320
【両翼】99.1m
【中堅】122m
【収容人員】30,000人
【アクセス】
 JR篠ノ井線・篠ノ井駅より徒歩約40分
 JR長野駅から川中島バス「田牧経由さいなみ団地」行で「下布施」より徒歩15分
【リンク】
 南長野運動公園

グラウンド全景。

 1998年長野冬季五輪を機に整備された南長野運動公園に造られた長野県下メイン野球場。五輪では開会式・閉会式場として使用され、野球場として開場したのは2000年からである。正面には五輪聖火塔が鎮座し、体育館、プール、Jリーグ・AC長野パルセイロの長野Uスタジアムを併設する。 
 五輪時は外野席部分に長大な仮設スタンドが組まれており、独特な外観をしていたが、野球場になった際には普通の芝生席になっていた。スタジアム全体を花に見立てた秀逸なデザインは(株)類設計室によるもの。
 正式名称は「南長野運動公園野球場」で、オリンピックの会場でありながら「オリンピックスタジアム」を名乗れるまでにはIOCの割と厳しい条件での許可が必要であった。
 高校野球選手権長野大会の決勝はもちろん、社会人野球の大会、BCリーグ・信濃グランセローズのホームゲームも行われ、NPBでは主に東日本の球団が主催試合を行った実績があり、収益面においても五輪施設活用の成功例と言われている。
 交通の便は良いとは言えず、上記「下布施」バス停から歩く場合は、市道東福寺稲里線を南下し、「上庭」交差点を右折のこと。ただし平日しか便がないらしい。
 


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