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「イア。」の解説と新曲情報

イア。について

このnoteを読んでいただくにあたって、
この記事は私が以前作詞作曲を致しましたオリジナル曲である「イア。」についての記事である。
まだ聞いていないという方は是非ともこちらから聞いていただくとありがたい限りです。


甘酸っぱくも苦しさが残る可愛らしい曲に仕上がっております。
その曲の小噺や隠し要素、そしてちょっとしたポイントを自信で解説していこうかなという記事であります。
ただし、事前に行っておきたいのはこれはあくまで「作者が勝手に言っているだけ」ですので、各々それぞれの解釈や世界観を楽しんでいただければ幸いです。

テーマ

まあ、「恋愛ソング」

それはわかってるよって感じですけれども
もう一つテーマというか要素が実はありまして、それもわかっている方はいると思いますが

「お笑い」

これは私が自他ともに認めるお笑いオタクだから、好きなものの要素はめちゃくちゃ発想と創作意欲が捗るのですよ。

それは歌詞は勿論のこと、実はイラストにも描かれている事をご存じでしょうか?


イラストの雰囲気は「デコラ」でお伝えいたしました。
そのデコラの象徴でもあるヘアピンの中に右上に38マイクを模したピンがあるのです。
こちらはまぁまぁデカかったのでまず目に付いた方もいるのではないでしょうか。

そしてここからは歌詞にも入ってくるのですが。
曲の1番のAメロで語られる
「三原色星の下」
というものがありますが、こちらもお笑いに絡めていました。
私高校時代は放送部に入っており、放送部では体育館の舞台の音響照明も任されていたため、その際に部隊祭で使用する照明の中に三原色のものがあり、その調整によってピンクやすべての色を演出していたのでそこから着想を得ました。
舞台に立つ者にとって、その頭上から照らす照明は星だなぁ….(?)みたいな。

そしてこの要素も、イラストに組み込んでもらいました。

映像のあれこれ

そしてここからは映像の中の要素など。
イア。を制作するにあたって、羅内は作詞と作曲はできるのだが、その頭に浮かんだリズムに楽器を当てはめることが絶望的にできないのである。
思い浮かぶが、出力ができない。

という事で、編曲をヨーラP氏にお願いいたしました。
そして、もちろんイラストはくてむ氏に、
そして、今回はどうしても曲の完成形としては可不として考えていた為、可不の打ち込みの方も依頼しつつそれでも一応ちゃっかりセルフカバー版の為にMIXも依頼していた。

それによって、
予算はとうの昔に底をついていたのである…..。

否、もしこれが他のイラストレーター、ほかのPに頼んでいれば更に費用は膨れ上がっていたことだろう。
そこに関しては、本当にいつも御贔屓にしていただき感謝してもしきれない気持ちでいっぱいである。

なので、もはや映像にお金をかけることはできない。
それもあり、羅内ビビは作詞作曲に加え映像も手掛けている。

だが、自らが作った曲の映像を自分で作ることにより、曲の世界観を更に深めることができるという強みはあまりにも魅力的だった。
曲の範囲に入りきらない更なる意味を、更なる解釈の余地を散りばめることができる。


その結果これである。

調子乗り過ぎたぁ…….
いや、コレはコレで全然満足しているからいいのだが。

そしてここらへんで分かるのが、恋愛+お笑いに足されたもう一つの要素。
「勇者」である。

この隠し要素は歌詞には完全に出てこない。
つまり曲だけを聴いている者には全く通じないのである!

でもコレはあくまでも曲の中の登場人物が例えとして使っている印象だ。
なのであまり深い関係性はないが、それも曲の世界観や解釈を深める一因になってくれればと思っている。

そして、個人的にこのシーンで何より一番好きなものは


「喜劇にしてはあまりにも悲しくて、悲劇にしてはあまりにも滑稽だ。」

相手には気付かれていない、気付かれてはいけない片想い。
それでも残酷なほど楽しい日常は繰り返される。
幸せな楽しげな地獄
その情景×お笑いをいい~感じに表現したらこれでした。天才。

それだけではありません!!
実はこの短い文章の中でこだわったのは、文脈。
上の句(?)と下の句(?)の順番は意外と悩んだ。
コレを入れ替えることによって意味合いは全然変わってくる。
逆だった場合、主人公にとって負の感情の方が大きいように読み取られる。
だが、これをあえてこの順番にすることによって、

悔しいけど、幸せ。 という心情。
苦しいけれども、これは幸せで、その幸せを憎む事ができないという更なる一種の苦しみを抱えているようなそんな雰囲気を出しております。
勝手に言ってるだけです。

新曲について

いやはや、まだまだ語りたいことは沢山ある。
が、しかしこれ以上語ると卒論になってしまう可能性が極めて高いため、ここらで今後発表する新曲についての進捗状況をお知らせしよう。

次回の曲はイア。とは打って変わって本格バンド系の仄暗い….?曲になっている。
歌詞が重い。
ただこれは羅内が一晩で作詞作曲したためほぼ脊髄反射で作った曲と言ってもいいだろう。
恐らく創作する者に刺さるかもしれない魂の曲。

ちなみに現在(2023/3/10)はレコーディングまで終わり、MIXの完成待ちをしつつ、映像を制作しているところだ。
イラストはお馴染みうらのくてむ氏
編曲・MIXはカリカヌル女子子の爪楊枝地獄氏
(追記:依頼を受けて下さった方が爪楊枝さんで、ギターに238。さんもいらっしゃいます。)
でお届けいたします。

頑張ればもしかしたら今月中に公開できるかもしれないが、いったいどうなるか分からないのが現時点の本音である。

テーマは神

おたのしみに!!

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