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何を食べていいのかわからない・・・偶然見つけた地元南チロルの企業が作る代替食とは?      美食の国イタリアで突然小麦アレルギーになる(2)

こんにちは。小麦粉のマエストロが数え切れないぐらい存在する美食の国イタリアで突然小麦アレルギーになり、小麦製品が一切食べられなくなったジャポネーゼ(日本人)です。

前回の導入部では結局肝心のアレルギー対応食品が出てこなかったじゃないか!と肩透かしを喰らった方もいらっしゃるでしょう。

安心してください。今回から順番にじっくり小麦アレルギー対応食品の食レポを書いていきます。

こちらは前回の記事


さて前置きもこの辺で…

私が偶然見つけたのは

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こちらのブリオッシュ味のパン。
そもそもこの手の「グルテンフリー」食品は小麦のグルテンが除去されているものがほとんどなので、どうせこれもそうだろうと初めの頃はチェックもしなかったメーカーだったのです。しかし、余りにも「ふわふわした甘いもの」が食べたかった私は、その事も忘れ去り、アレルギー対応食品コーナーを隈なく漁ったお陰で(?) 原材料のところをチェックしている際に

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「Gluten and Wheat free」という文字が目に飛び込んできたのです。この時は驚きました。正直瞬間的に小麦不使用という事が理解できないぐらいでした。何度も英語表記を見ました。イタリア語表記も見ましたが、どれが小麦不使用を指しているのか分からず・・・とりあえず一度買って帰って主人(日本人)に聞いて確認してみたらいいかという商品に対して半信半疑で購入した経緯があります。(イタリア語もっと勉強しないとと思った。いつも思うだけですが)因みにイタリア語で小麦不使用は「senza frumento」と言います。

主人に小麦不使用だと確認してもらったので、安心して口に入れる事ができました。



開けた時に久しぶりにドキドキしました。大量生産感は否めないですが、パンが食べられるという嬉しさには変えられませんでした。

こうやって盛り付けると美味しそうに見えます。


さて、いざ食べてみると・・・ブリオッシュ味というだけあって、卵の味がしっかりしていて優しい甘さが口の中に広がりました。このパンならケーキ作りの際にスポンジの代わりに使えるかもしれないと思いました。

約半年ぶりにパンというものを口にできました。よし、こうなったらこのメーカーの商品を順番に食べてみようと決めました。


因みにこのメーカは、南チロルに本社をおく「 Schär」というところです。私が今回買った保存がきくパンをはじめ、クッキーなどのお菓子類、パスタ、そして小麦不使用のパンケーキ用の粉、ピザ用の粉など・・・小麦アレルギーでも安心して食べられるものが一通り揃っています。

こちらがHPです。日本からの注文も可能です。(英語になります)

https://www.schaer.com/en-int

こうやって、小麦アレルギーだから今まで我慢していた類の食品が代替食品のおかげで食べられるようになりました。

このシリーズでは、これから一つずつ小麦代替品の紹介をしていきたいと思います。


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