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あたまの中に映像が浮かぶ編集者


七之葉らんです。
本を作っています。


物語の朗読を聞くとね、
あたまの中に語られる話に沿って映画のような映像が流れるんですよ。

流れませんか?

だれでも人の話を聞きながら、映像が流れているものだと思っていました。

イメージが造られるのか、
記憶をもとにつぎはぎされて、再構築されるのか、
とにかく言葉はイメージになるのです。あたまの中で。

イメージが浮かぶと、全体が引きで見れるんですよ。

するとね、構成が組みやすい。
先に持って来るネタ、見せ方、外し方。
読む人がキュンってなるネタの並べ方が見えてくる。

編集者は、本の建築家です。
構成という設計図を書く人。
さらに、どこまでも文字と言葉と文章を客観的に見て、整える人。

この存在があれば、たいていの人は本がかけます。
書きたいことを聞いて、
設計図の骨組みを組む方法を教えて、
中身を埋めればできあがり。

書くだけなら本当にできる。

でも売れるには、
まず表紙が大事。
タイトルとキャッチコピー、デザイン。
そこで興味を引いて、手に取ってもらえたら第一関門突破!

次に本を開いて、目次を見ますよね。
だから骨組みである章立て(もくじ)が今度は重要。
これを読んで、買うかどうかを決めるくらい重要。

そういうことをディレクションしていく仕事です。
たぶん。

だから本を書きたい、でもどうしたらいいかわからない、
って人は、まず編集者をみつけるところから始めたらいいと思う。

画像は、私が初めて編集した本です。
先日著者さんから、
この本を読んで、お客さんになってくれた人が来たというLINEをもらいました。

本はブログとはまた違う威力がある。
一気に著者さんの世界観へ引き込む力がある。
ブログがピストルなら、ショットガン?
一発で射抜かれる。


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