見出し画像

『タカラ~ムの本棚』店主・タカラ~ムの本を読んだり読まなかったりな日常(2021/12/25~2021/12/31)

12月25日(土)

朝4時半起床。休日なので二度寝して6時半から散歩に行き、戻って朝食。

週イチの買い出し。スーパー2軒で食材を購入。年末ということもあり少し多め。でも29日や30日あたりにも買い物にも出られるので、お正月用の品物はまた別途改めて買うことにする。ランチには新しくできたラーメン屋で味噌ラーメンセット。農産物直売所とホームセンターに寄って帰宅。

画像1

午後はゲームと動画。

大前粟生「おもろい以外いらんねん」を読了。芸人青春小説として出色の作品だと思う。とにかく読んでいて面白い。関西弁での会話は関東の人間には読みづらいけど、声に出して読むと本物の漫才のように感じられるのではないか。

12月26日(日)

朝4時半起床。6時半から散歩に行き、戻って朝食。

今日は松戸の「せんぱくBookbase」に、「BOOKMARK19」と「翻訳編吟9」他の翻訳同人誌を持っていく。昨日シェア店主のLINEグループに「モンちゃん連れて行くよ」とメッセージしておいたので、モンちゃんも一緒に出かける。

いつも店の前にあるコインパーキングに車を駐めているのだが満車だったので少し離れたスーパーの駐車場に入れて、ついでにそのスーパーでお弁当を購入して車内でランチ。

店に行くと店長の子どもたちが勢揃いでモンちゃんを歓迎してくれる。まあ、歓迎というよりは新しいおもちゃが届いたみたいな感じなんだけど。モンちゃんはけっこう人見知りなので、私のそばを離れようとしない。それでも少しずつ慣れていって抱っこされたり走り回ったりしていた。

画像2

店には2時間ほど滞在。その間、私以外に来客はなかった。

帰りにショッピングモールに寄ってパックのお寿司とお惣菜を購入する。これが夕食。

就寝読書の本を選ぶ。アガサ・クリスティー賞を受賞したデビュー作「同志少女よ、敵を撃て」(逢坂冬馬/早川書房)。直木賞候補にも選ばれている作品で、とにかく各所で大評判となっている作品。独ソ戦に参戦した女性兵士を描いているということで、スベトラーナ・アレクシエービッチ「戦争は女の顔をしていない」も合わせて読んでみたい気がする。

ただ、この日は本を開くことなく寝てしまった。

12月27日(月)

朝4時半起床。6時からテレワーク。6時半に散歩に行って、戻って朝食を済ませてからテレワークを再開。

先週までで年内に終わらせておく必要のある作業はすべて完了しているため、今日はテレワークといっても目立った作業はなし、自分用の時間が手に入ったのでスキルアップなどに勤しむ。午後に突発的な会議があったが、それも20分ほどで完了。午後3時過ぎにはテレワーク終了とする。

合間に逢坂冬馬「同志少女よ、敵を撃て」を読み始める。第二次世界大戦の独ソ戦に参戦したソビエト軍の女性狙撃兵を主人公に描かれるストーリー。冒頭から一気に物語の世界へ引き込む展開があり、主人公であるセラフィマに読者の感情がグッと入り込んでいく感覚もあり、確かにこれは噂に違わぬ傑作の予感。

同志少女

就寝読書は「同志少女よ、敵を撃て」

12月28日(火)

朝4時半起床。6時からテレワーク。6時半から散歩に行き、戻って朝食を済ませてからテレワークを再開。

今日は仕事納めで、かつ自分の年内作業は完了しているので納会の時間までは特に何もせずに過ごす。コロナ前の出社が必要なときだったら会社で暇を持て余していたと思う。テレワークで在宅だから、空いている時間に自分の趣味のことをしたり、スキルアップのための研修を受けたりすることもできる。この生活スタイルが自分には適していると改めて感じる。

午後にはオンライン会場で納会となり2021年の業務は終了。

就寝読書は「同志少女よ、敵を撃て」

12月29日(水)

朝4時半起床。今日から年末年始休暇なので二度寝して6時半から散歩に出る。寒いけど天気が良いので気持ちがいい。モンちゃんの足取りも軽快。戻って朝食を済ませる。

お正月用の品を買いに出かける。我が家は特に凝ったおせち料理を作る習慣はなくて、お歳暮でもらうハムと、スーパーで数の子、紅白のかまぼこ、伊達巻、酢ダコを買ってしまう。栗きんとんとか昆布巻とかは母が食べる分だけ買ったりするが、私はあまり食べない。

唯一我が家のお正月料理として作るのは、母の故郷である福島名物の「いか人参」だ。これは、スルメイカを適当な大きさに切り、同じくらいの千切りにした人参と一緒にしょうゆとみりん、日本酒で漬け込んだもの。亡くなった父の大好物で今でもこれだけは欠かさず作り続けている。昆布を入れると粘りがでて、いわゆる「松前漬け」になるのだが、我が家は昆布を入れないけど「いか人参」を「松前」と呼んでいる。

今日の買い物では、かまぼこと伊達巻、数の子と酢ダコを購入。お昼に喜多方ラーメンを食べて帰宅。午後は本を読んで過ごす。

就寝読書は「同志少女よ、敵を撃て」

12月30日(木)

朝4時半起床。年末休み2日目。少しだけ二度寝して6時半過ぎに散歩に行く。戻って朝食。メニューはいつものスクランブルエッグとベーコン、サラダ。

午前中は家でまったりと動画をみたり本を読んだりして過ごす。神棚を掃除して注連縄を新しいものに交換。昼食に焼きそばを作って食べ、午後は父の墓参りに行く。

特になんてことない年末。コロナだからとか関係なく、ここ10年くらいはだいたいこんな感じで年末年始を過ごしている。混雑した場所が苦手なので、年末年始の慌ただしい時に出かけるのは気が進まない。出かけるのは唯一、初詣だけだ。それも2021年はコロナがあっていかなかった。新年の初詣には一応出かける予定だけど、それもオミクロン株の状況次第だな。

就寝読書で「同志少女よ、敵を撃て」を読了。評判通りスゴイ作品だった。第二次世界大戦における独ソ戦で活躍した女性狙撃兵の成長と苦悩、そして戦争が人間にもたらす狂気が見事に描かれている。2021年の最後に読む本として選んだのだが大正解。ただあまりに面白すぎてグイグイ読み進めてしまったので、大晦日前に読み終わってしまった。

12月31日(金)

大晦日もいつもと変わらず朝4時半に起床。ベッドでラジオを聞きながら少しウトウトして6時半過ぎに散歩に出かける。朝の住宅地はまだ起きている人も少ないのか静か。いつものコースを歩いて帰宅。いつもどおりの朝食。

年末最終日の買い物へ。スーパーを2軒回って夕食用のお刺身盛り合わせや年越しそば用の海老天などを購入。モンちゃんのおやつ補充のためホームセンターにも行く。途中サイゼリヤでランチ。

帰宅後は夜まで特に予定もないので昨日読み終わった「同志少女よ、敵を撃て」のレビューを書く。熱量の高いうちにブログにもアップしてしまう。

夕食は、スーパーで買った刺身盛り合わせにお惣菜の唐揚げ、メインディッシュは毛ガニ。もう10年以上大晦日の晩餐はこのメニューでパターンになっている。焼酎のお湯割りを飲みながらのんびりと食事を楽しむ。

画像4

画像5

夕食後、少しウトウトしながらネットをみたりして過ごし、入浴を済ませてから年越しそばを食べる。我が家では年越しそばは必ず年をまたぎながら食べるのはルール。年越しそばを食べるタイミングは、人それぞれ家庭それぞれで違うと思うけど、ウチみたいに年またぎで食べる家庭でどのくらいあるんだろう。

いつもなら10時には寝てしまうのに今日は遅くまで家族が起きているので、モンちゃんが不思議そうな様子。でもそのうちに寝落ちしてしまう。年越しそばを食べ終えて少し片付けをしたらようやく就寝時間。モンちゃんも私と一緒にベッドで寝た。

記事を読んでいただきありがとうございます。記事をお読みいただき、応援したい、サポートしたいと思っていただけましたら幸いです。サポートしていただいたお金はさまざまな社会貢献活動に利用させていただきます。