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『タカラ~ムの本棚』店主・タカラ~ムの本を読んだり読まなかったりな日常(2024/2/3~2024/2/9)

2月3日(土)


朝4時半起床。休日なので二度寝してから散歩に行って朝食。一晩寝て体調は回復した。
週イチ恒例の買い出しに行く。今日は月イチで父の墓掃除にも行くのでけっこう忙しい。いつものようにスーパーに行って食材を購入。続いて農産物直売所に行き、こちらでは新鮮な野菜とたまごを買う。父の墓掃除とお参りを済ませたらドラッグストアで日用品の買い物。夕食用のお刺し身を買うために2軒めのスーパーに行き、最後はホームセンターで灯油を購入して帰宅する。
ところで、今日は節分である。スーパーでもコンビニでも恵方巻きが売られていた。昼食用におにぎりでも買おうかと立ち寄ったセブン-イレブンでは、おにぎりはほとんど置いていなくて(時間帯的に売れてしまった後だったのかもしれないが)、おにぎりの棚の半分くらいは恵方巻きで占められていたし、1軒めのスーパーも2軒めのスーパーもお惣菜コーナーは恵方巻きだらけだった。というか、2軒めのスーパーでは夕食用に買いたかったお刺し身の盛り合わせも2パックくらいしかなくて、残りは全部恵方巻きで占められていたし、月曜日の夕食で焼き魚をするためにアジを買って、内臓の処理をしてもらおうと思ったら、恵方巻き対応が忙しいからか「本日は魚の処理は受けられません」的なポスターが貼られていて受付も閉まっていた。一応我が家も海鮮恵方巻きを購入したが、これは恵方巻きとしてというよりは普通に美味しい太巻き寿司として食べた。
帰宅して夕食の時間まで、昨日のMリーグを見逃しで視聴。対戦は、赤坂ドリブンズ、渋谷ABEMAS、TEAM雷電、BEAST Japanext。第1試合は、ドリブンズが渡辺太選手、ABEMASが多井隆晴選手、雷電が黒沢咲選手、BEASTが鈴木大介選手。結果は、トップが多井選手、2着が渡辺太選手、3着が黒沢選手、4着が大介選手。試合後のインタビューで多井選手が連投を宣言。ということで続く第2試合。ドリブンズは鈴木たろう選手、ABEMASは宣言通り多井隆晴選手、雷電は本田朋広選手、BEASTは猿川真寿選手。結果、残念ながら多井選手の連勝はならず。トップは猿川選手、2着が本田選手、3着に多井選手、4着にたろう選手となった。
夕食はお刺し身の盛り合わせ、恵方巻き、大根と油揚げの味噌汁。寒いので日本酒を熱燗でいただく。以前買っていた燗つけ器を戸棚から引っ張り出して使ってみた。

お刺身盛り合わせと恵方巻き
熱燗マシンで日本酒をいただく


就寝読書は「メアリ・ジキルと囚われのシャーロック・ホームズ」。もう少しで読み終わりそう。それにしても最終巻は話の風呂敷をだいぶ広げたな。これ、どういう決着をつけるんだろう。

2月4日(日)


朝4時半起床。休日なので二度寝。散歩に行こうと思ったら雨が降っていたので断念して朝食とする。
天気も悪いし、そもそも何も予定はないので終日家にこもる。「メアリ・ジキルと囚われのシャーロック・ホームズ」を読了。夕食は、鶏手羽元と鶏手羽先を圧力鍋でじっくり煮込んで出汁をとった参鶏湯風の鶏スープ。中華麺を茹でてつけ麺にしながら食べる。

参鶏湯風の鶏手羽スープ


「メアリ・ジキルと囚われのシャーロック・ホームズ」を読み終わったので次の本を選ぶ。大倉崇裕「犬は知っている」(双葉社)。警視庁総務部総務課に所属する笠門巡査部長は、ゴールデン・レトリーバーのピーボとコンビを組んで活動している。ピーボの役目は警察病院で患者の患者に寄り添うファシリティドッグ。しかし、その裏にはもうひとつ別の任務があった。7階の特別病棟に入院する余命わずかな囚人に面会し、彼らがピーボに心を開いて隠していたことをポロリと証言するのを聞き出すのだ。ピーボが聞き出した証言ももとに笠門は、隠されていた真実を探り当てていく。ドラマ化もされた「福家警部補シリーズ」や「警視庁いきもの係シリーズ」で知られる作家による作品。設定や登場人物のキャラクターなど、この作家らしい造形になっていて面白そう。

大倉崇裕「犬は知っている」(双葉社)


ということで就寝読書は「犬は知っている」

2月5日(月)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。
天気予報では関東平野部でも雪になるらしい。私が住んでいる千葉の南に近いエリアは、東京都心で大雪でも雨で終わるパターンが多いので、今回東京で雪になったとしてもこっちは降らないだろう。まあ、終日家で仕事をしているだけで外出する予定もないので天気はあまり気にしない。
メンバーに協力をお願いしていたシステムへのデータ登録が完了した。ここから、このデータを活用してAIの実証実験を行っていく。業務でのAI利活用は、どうしても避けて通れないので、今回の実験の成果がどうなるかはともかく、AIを使いこなすスキルは身につけておきたいところ。
ということで今日は終日システムのテストをしまくっていた。
業務終了後は夕食の時間まで読書。昨日から読み始めた「犬は知っている」が面白くてどんどん読んでしまう。短編集なので作品のテンポもいいのがスイスイ読めてしまう要因にもなっていると思う。今夜には読み終わりそうだ。
夕食はアジの塩焼き。冷凍してあったブリも一緒に塩焼きにする。

アジとブリの塩焼き


夜はMリーグ。KONAMI麻雀格闘倶楽部、TEAM雷電、BEAST Japanext、U-NEXT Piratesの組み合わせ。第1試合は、KONAMIが高宮まり選手、雷電が本田朋広選手、BEASTが中田花奈選手、Piratesが鈴木優選手。結果は、トップが本田選手、2着が高宮選手、3着が中田選手、4着が鈴木優選手。
就寝読書は「犬は知っている」を読了。

2月6日(火)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。
東京は昨日昼頃から夜まで雪は降り、交通機関もだいぶ混乱したようだ。今日も朝から首都高が通行止めになっているなどの影響が残っている。そういう混乱を横目に私は自宅にこもってリモートワーク。なお、やはり私の住む辺りは雪などひとかけらも降らなかった。
午前に打ち合わせ1本。その他はAI関連の作業を進める。AIは使っていけばいくほど楽しくなってくる。いかにAIに理解してもらうプロンプトを生成するかを考えて文章を作るのが面白い。ChatGPTなども昨年本格的に普及してから頻繁に使っているが、やはりプロンプトのスキルが大切というのは実感する。あと、ChatGPTのようにパブリックな情報を学習しているAIは、間違った解答をさも当然のように返してくる場合があって、AIが返してきた解答の正誤を人間側で確認する必要があるが、その解答精度を高めるのもプロンプトの設定次第である。これ、相手がAIシステムではなく生身の人間であっても、正しい答えをもらうためには正しい指示をしなければいけないという意味では同じことだと思う。むしろ、人間相手の場合は多少曖昧でも受け手側の人間が間違いを補正して解釈して正しい解答を返してくれることも期待できるが、相手がAIだと間違った指示には間違った解答しか返さないという点で、AIの方が厄介かもしれない。
業務終了後は夕食の時間まで読書したり動画見たり。今日からは、宮島未奈「成瀬は信じた道をいく」(新潮社)を読む。昨年「成瀬は天下を取りにいく」で読者のハートを鷲掴みにした成瀬あかりが帰ってきた。前作では中学生、高校生だった成瀬が、本作では大学生(京大生!)になっていて、でも成瀬は大学生になっても成瀬だ。そんな成瀬に関わった人たちは、誰もその魅力になぜか惹きつけられてしまう。今回の成瀬がどんな活躍をするのかワクワクする。

宮島未奈「成瀬は信じた道をいく」(新潮社)


昨日Mリーグの第2試合も見逃しで視聴。KONAMIは滝沢和典選手、雷電は萩原聖人選手、BEASTは猿川真寿選手、Piratesは仲林圭選手。結果は、トップが仲林選手、2着が滝沢選手、3着が萩原選手、4着が猿川選手。
夕食は豚肩ロースの塩焼きと野菜スープ。

豚肩ロースの塩焼きと野菜スープ


夜はMリーグ、と思っていたのだが、思ったとおり「成瀬は信じた道をいく」が面白くて読書にいそしんでしまった。
ということで就寝読書は「成瀬は信じた道をいく」。読了には至らず。

2月7日(水)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。
実証実験しているシステムについて、ここまで利用してきた中であがってきた課題等を整理してベンダーの担当者に共有しておく。
来週くらいから実際の現場担当者に開放して試行してもらうフェーズに入るため、その準備を進めていく。最低限必要な資料を作っておくため、システム利用画面のキャプチャなどを取得しておいた。
昼間、気分転換にスーパー銭湯に行く。ゆっくりと大きな湯船に浸かって、湯上がりに食事処で生ビールを飲む。戻ってから少し仕事があるけど気にしない。

スーパー銭湯で風呂上がりに生ビール


仕事の合間に昨日視聴しなかったMリーグをちょこちょこと視聴する。組み合わせは、EX風林火山、渋谷ABEMAS、セガサミーフェニックス、赤坂ドリブンズ。第1試合は風林火山が松ヶ瀬隆弥選手、フェニックスが魚谷侑未選手、ABEMASが多井隆晴選手、ドリブンズが浅見真紀選手。結果はトップが浅見選手、2着が多井選手、3着が松ヶ瀬選手、4着が魚谷選手。続く第2試合は、風林火山が二階堂亜樹選手、フェニックスが茅森早香選手、ABEMASが今日も連投の多井選手(これで前回出場と合わせて4連投)、ドリブンズが園田賢選手。結果はトップが多井選手、2着が園田選手、3着が茅森選手、4着が亜樹選手。チームランキング下位の2チームが2試合とも逆連対(3着、4着)でマイナスポイントを重ねて沈んでしまった。
夕方まで業務して本日は終了。夕食の時間まで読書。「成瀬は信じた道をいく」を読了。今回もほぼ一気読み。最終話の展開が面白すぎ。まさか成瀬があの番組に出演するなんて! しかも、途中でその布石がちゃんとうたれているのもすごい。まだまだ成瀬の未来に期待しかない。
夕食は鶏肉とキャベツのスープ鍋。

鶏肉とキャベツのスープ鍋


就寝読書。「成瀬は信じた道をいく」を読み終わったので次の本を選ぶ。ホリー・ジャクソン「受験生は謎解きに向かない」(服部京子訳/東京創元社)。衝撃の展開で完結した〈向かない3部作〉シリーズの前日譚にあたる中編。200ページ弱の短い作品なれど、シリーズ第1作「自由研究には向かない殺人」へと続く展開やシリーズ作品への伏線となるような場面など、シリーズを既読の人も未読の人も楽しめる作品。これもあっという間に読み終わりそう。

ホリー・ジャクソン「受験生は謎解きに向かない」(服部京子訳/東京創元社)

2月8日(木)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。
午前に打ち合わせが1本。来週からシステムを現場メンバーに開放するにあたって説明用の資料などを作る。AIは使えば使うほど学習して応答の精度があがってくるので、新人教育しているような気分で楽しい。
業務終了後は、夕食の時間まで読書したり動画見たりちょっと仮眠したり。夕食は昨日のスープを少し薄めてカレールウを入れたカレーライス。冷凍庫に残っていたササミと鶏手羽をフライにする。

カレーライスとササミ&鶏手羽のフライ


Mリーグは明日見逃しで視聴することにして、今夜は読書に勤しむ。「受験生は謎解きに向かない」を一気に読了。思ったとおり面白かった。ラスト、「自由研究には向かない殺人」へと続くように構成されているところがすごい。ホリー・ジャクソンのストーリーテラーぶりを感じられる作品。

2月9日(金)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。
打ち合わせの予定はなく、終日システムのトライアル関連の作業。お昼休みに中抜けしてスーパーに夕食の足りない食材を買いに行く。午後は早めに業務終了。
夕食の時間まで昨日のMリーグを見逃しで視聴する。EX風林火山、セガサミーフェニックス、TEAM雷電、U-NEXT Piratesの対戦。第1試合は、風林火山が勝又健志選手、フェニックスが醍醐大選手、雷電が瀬戸熊直樹選手、Piratesが瑞原明奈選手。結果は、トップが醍醐選手、2着が瀬戸熊選手、3着が勝又選手、4着が瑞原選手。続く第2試合は、風林火山が二階堂瑠美選手、フェニックが魚谷侑未選手、雷電が黒沢咲選手、Piratesが小林剛選手。結果は、トップが瑠美選手、2着が黒沢選手、3着が小林選手、4着が魚谷選手となった。
夕食は、はんぺんとたまごのバター炒め、栃尾油揚げ、野菜スープ。

はんぺんとたまごのバター炒め、栃尾油揚げ


今夜のMリーグも明日以降に見逃しで見ることにして読書をする。本棚にささっていた中から目についたソフィー・エナフ「パリ警視庁迷宮捜査班」(山本知子・川口明百美訳/早川書房)を手に取った。過剰防衛と思しき発砲事件で6ヶ月間の停職処分を受けていたパリ警視庁の警視正アンヌ・カペスタン。停職処分が明けて彼女に与えられたのは、警視庁内のはみ出しものが集まる特別捜査班を率いる仕事だった。作家兼業の警部や、コンビを組んだ相手が次々と事故に遭う警部補など、集められたメンバーはいずれも癖の強い者ばかり。そんなクセ強メンバーを率いてカペスタンは迷宮事件を解決していけるのかというミステリー小説。

ソフィー・エナフ「パリ警視庁迷宮捜査班」(山本知子・川口明百美訳/早川書房)

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