『タカラ~ムの本棚』店主・タカラ~ムの本を読んだり読まなかったりな日常(2021/12/11~2021/12/17)
12月11日(土)
朝4時半起床。休日なので二度寝して、6時半からモンちゃんの散歩に行き、戻って朝食。
午前中に動物病院に行き、モンちゃんの手術痕の抜糸をする。看護師さんと私で暴れないように抑えつけて、先生が糸をひとつひとつ取り除いていく。抜糸後の傷口は思っていたよりはキレイだった。
昼食は病院帰りにコンビニに寄って購入した弁当。14時過ぎに家を出る。今夜は「日本翻訳大賞授賞式」イベントに参加するのだ。
渋谷まで直行して、まずは下北沢へ向かう。「BOOKMARK」の19号が届いたのと、間借り棚で翻訳同人アンソロジーを置くため、「本屋を旅するBOOKSHOP TRAVELLER」に行く。休日の下北沢はやはり人で賑わっている。オミクロン株が今後どうなるかわからないけど、今はコロナも落ち着いているし、天気もよくて楽しい休日を過ごしているのだろう。
間借り棚に「BOOKMARK」と「翻訳編吟」、「翻訳文学紀行」、「ほんやく日和」を並べた。翻訳同人誌はこういう形で並べるのははじめてで、見てくださったお客さんがどういう反応をしてくれるか楽しみだ。
店は休日らしくお客さんも多かったので、和氣さんとは少しだけ話をしただけで店を出た。井の頭線、銀座線を乗り継いで青山ブックセンターに向かう。
青山ブックセンターに来たのは2年ぶりくらいだろうか。自宅が千葉にあり、職場が品川区ということもあって、青山ブックセンターにはイベントのときに来ることが多かった。特に、「はじめての海外文学」のスペシャルイベントが隣りにある「東京ウィメンズプラザ」で開催されていたので、そのときに青山ブックセンターで紹介された本を購入するというのが定番だ。コロナになって完全に在宅勤務になったこともあり、ますます足が遠のいてしまって、今回は久しぶりの訪問となったわけだ。
イベント開始までは時間があるので、店内をひととおり見て回り、「本の雑誌」の最新号などを購入。イベントの受付を済ませる。会場は、通常なら100人以上は入れる大教室で、今回の定員は60名。入口にあった案内の看板には「満員御礼」とあった。翻訳作品が好きな人や翻訳者を目指している人、プロの翻訳者の方々が待ち望んでいたイベントだということがわかる。
17時半から始まった授賞式は、発起人であり選考委員のひとりでもある西崎憲さんの生演奏で始まり、開催されなかった第6回の分と合わせて2020年、2021年の選考の様子や受賞者への贈賞、柴田元幸さんと受賞者とのトークセッション、生演奏をバックにした受賞者による受賞作品の朗読と、いつものプログラムで行われた。コロナ前に参加した過去の授賞式のときの楽しさが戻ってきたなと実感する。本当にあっという間に時間が過ぎた。終了後、会場でお会いできた宇野和美さん、木下眞穂さん、古市真由美さんにご挨拶して少しだけ話をする。会場には他にも編集者の方や翻訳者の方が来られていたようだ。
会場をあとにして渋谷に戻り、少し時間があったので渋谷マークシティにある「銀座ライオン」で生ビールと軽いおつまみで一人飲みしてから帰宅。家に着いたのは10時過ぎだった。
「セント・メリーのリボン」を読み終わったので、次は何を読もうか。日本翻訳大賞授賞式で感銘を受けたので、受賞作品の中から未読のもの(といっても読んでいるのは「マーダーボット・ダイアリー」だけなのだが)を読もうか。と悩みながら今夜は就寝。
12月12日(日)
朝4時半起床。二度寝して6時半過ぎに散歩に行ってから朝食。
週イチ恒例の買い出しに出かける。スーパーを2軒、農産物直売所、ホームセンターとはしごして食料品や日用品を購入。お昼を少し回ったくらいの時間に帰宅し、スーパーで購入したお惣菜でお昼ごはんを済ませる。
午後は特に予定もなく、いつものように動画を視聴したり、昼寝したりして過ごす。
就寝読書。まだ決めかねて保留。候補としてはユーディット・シャランスキー「失われたいくつかの物の目録」(細井直子訳/河出書房新社)にしようかなと思ってる。
12月13日(月)
朝4時半起床。6時からテレワークを開始。6時半過ぎに散歩に行き、戻ってから朝食。またテレワークの続き。
今日は終日作業に集中する日と考えていたが、午後になって緊急でオンライン会議となり、会計取引関連の現状について打ち合わせを行う。いろいろなことに駆り出されていて、自分が本来何をするべきなのかを見失いそうになる。
年明けにはテレワーク環境下での社員間のコミュニケーションを円滑にするための新しいツールの導入を検討している。これも本来は別の担当がいて、私はサポートという位置づけだったはずなのだが、その担当者がいつになっても決まらないうちにトライアル期間に入ってしまい、結局私が担当することになった。
他にも気づけば私が対応しているという案件が山ほどある。という話を先週も書いていた。マジできつい。
午後6時頃まで作業したので今日は12時間近く働いたことになる。疲れた。
就寝読書もなく寝る。
12月14日(火)
朝4時半起床。6時からテレワークを開始。6時半過ぎに散歩に行ってから朝食。
年明け導入予定のオンラインコミュニケーションツールの2週間お試しをメーカーに申請する。その後、いろいろと調整があって管理者権限を取得し、ツールの設定変更やユーザー設定などの方法を確認していく。それにしてもこのツール、直感的で使いやすいのは確かだがそれにしてもヘルプが圧倒的に不足していて、機能の確認が完全に手探り状態なのが面倒くさい。この情報量の少なさで本当に社内に浸透させることができるのだろうか?
午後はオンライン会議は1本。他はツール関連の設定だったり確認だったり、資料の作成もあって多忙を極める。それでも少し早めに業務は終わりにした。何日も連続して長時間勤務は無理です。
就寝読書、いろいろと迷った末にディー・レスタリ「スーパーノヴァ1 騎士と姫と流星」(福武慎太郎監訳、西野恵子訳/上智大学出版刊行/ぎょうせい)を読むことにした。以前同じ作家の短編集「珈琲の哲學」を読んでいる。「スーパーノヴァ」は全6巻のシリーズ作品らしい。翻訳されているのは、まだこの1巻だけなので、読んでみて面白かったら続編の翻訳も期待したい。
12月15日(水)
朝4時半起床。6時からテレワーク。6時半に散歩に行ってから朝食を食べて、またテレワークに戻る。
今日は終日スケジュールを確保してトライアル中のオンラインコミュニケーションツールの機能調査。管理者権限をもらっているので、設定方法であったりレイアウト変更やルームの設定方法、ユーザー管理方法などを実際に操作しながら確認していく。途中、一緒にトライアルを行っているメンバーもスペースに参加してきたので、会話やオンライン会議の機能を確認する。オンライン会議機能はよく使われているZOOMなどと比べると必要最低限の利用は可能だがバーチャル背景などの機能は弱い。主たる機能が音声ベースでの会話なので映像面はやや見劣りするのは致し方ないのだろう。
その他、資料作成も山のように案件が溜まっていて捌くのが大変になってきた。今週末と来週末にどうしても外せない用事で休暇をとるので、その分の作業をどこかで確保する必要がある。ということで次の土日のいずれかで休日作業対応をしないと年内に仕事が終わらないと判断した。
夕方、いつもよりは遅い時間まで作業してテレワークを終了。
就寝読書は「スーパーノヴァ1」
12月6日(木)
朝4時半起床。6時からテレワーク。6時半から散歩に行き、戻って朝食。テレワークの続き。
昨日が終日作業DAYだった反動なのか、今日は朝から夕方まででオンライン会議が4本。正直、会議はあまり好きではない。建設的な会議なら良いのだけれど、ただ業務の報告をダラダラと聞かされるだけだと苦痛だ。せっかく参加者の貴重な時間を拝借して開催するのだから、生産的な会議になっていないと無駄な時間になってしまう。自分が会議を主催するときも、そういうことを理解してファシリテーションするように心がけたい。
今日の会議の中には、これからの働き方について意見を出し合うという趣旨のものがあった。本来、私はメンバーには含まれていなかったのだが、突然参加するようにと依頼があり接続することになった。のは良いのだが、この会議はメチャクチャつまらなかったのだ。これからの新しい働き方について意見を出し合うという話だったのだが、出てくるのは給料が安いとか評価に納得がいかないという不満や人が足りない、どうやって育成するか、効率化する方法はないかという課題ばかりが続々と持ち上がってくる。新しい働き方についての意見は一向に聞こえてこない。冒頭の10分くらいで飽きてきた。なんで自分が呼ばれているのか。早く終わらないかなとか思いながら繋げるだけ繋いでおいてこっそりとスマホみたり、別のPCでYoutubeみたりしていた。
最近、これからの働き方とか新しい働き方という話をよく聞く。私が働く会社でも時間を有効に使って、本業と副業(複業)、ボランティアなど自分のための時間を生み出していくという働き方を推奨している。だから、私は間借り本屋をしたり、イベント取材してWebに記事を書いたり、「老犬たちの涙」写真展を開催したりした。こういう働き方を他の社員にも真似してほしいという考えがマネージメントの方々にはあるようだ。
そんな中、働き方を見直すという意味で面白そうな本を見つけたので読んでみることにした。それが「組織のネコという働き方」だ。組織で働く人には、ライオン型、トラ型、イヌ型、ネコ型という4つのタイプがあって、これまではイヌ型の人が多かったが、これからはネコ型が活きてくるという内容になっている。読んでいて共感できることが多い。会社の人たちにも勧めてみたいと思う。たぶん読まないだろうけど。
就寝読書は「組織のネコという働き方」
12月17日(金)
朝4時半起床。今日は有休を取得して、運転免許証の更新手続きに行く。家から運転免許センターまでは車で2時間くらいかかるので、6時半ころには家を出なければいけない。ということで散歩はなしだなと思っていたのだが、そもそも朝から雨である。どっちにしろ朝の散歩はなかったわけだな。
ちょっとバタバタしてしまったこともあって、運転免許センターに着いたのは9時少し前くらい。受付をして、申請書に記入をして、更新料を支払って、視力検査を受けて、30分の講習を受けて、新しい免許証を受け取って終了。10時半前には運転免許センターを後にした。
白内障の手術を受けた最大の目的が今回の免許証更新。手術前は視力検査で合格できるか否かギリギリのラインだった。たぶんアウトだったと思う。なので、12月の免許更新前に手術をして視力を回復させておいたのだ。おかげで何も問題なく合格。もともと無事故無違反のゴールド免許で、今回も優良運転者なので座学講習もビデオを1本見て簡単な説明を受けるだけのあっさりした内容で済んだ。
運転免許センターの近くに大きなショッピングモールがあったので、家で着る冬用のトレーナーを2着購入する。夕食用の惣菜も購入。本屋も覗こうかと思ったけど明日また大きな本屋に行ける用事があるので今日はスルー。昼食を済ませてから帰宅。
帰宅後は夕食まで昼寝したり本を読んだりして過ごす。
就寝読書は「組織のネコという働き方」