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『タカラ~ムの本棚』店主・タカラ~ムの本を読んだり読まなかったりな日常(2022/4/30~2022/5/6)

4月30日(土)

朝4時半起床。10連休2日目。二度寝して6時半過ぎに散歩に行く。戻ってゴミ出しを済ませたら朝食。

今日は内科の通院。血液検査その他で2時間ほどかかる。最後に薬をもらって帰宅。

午後は読書を中心にダラダラと過ごす。

就寝読書は「掃除婦のための手引き書」

5月1日(日)

朝4時半起床。10連休3日目。6時半過ぎに散歩に行く。戻って朝食。

終日引きこもり。「掃除婦のための手引き書」を読了する。

次の読む本を決めないまま本日は就寝。

5月2日(月)

朝4時半起床。10連休4日目。6時半過ぎに散歩に行く。戻って朝食。

今日は伯父のお墓参りに行く。まず市役所の分室に行って市営墓地の管理費と自宅の固定資産税を支払いに行く。それから墓前にたむける生花を買いにスーパーに立ち寄り、その足で柏市にある霊園に向かう。久しぶりの遠出でモンちゃんはちょっと落ち着かない感じ。途中、館山道の市原サービスエリアに寄ってトイレ休憩と買い物。

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柏市の霊園に到着して、伯父夫婦の眠るお墓を掃除する。伯父が亡くなって25年くらい、伯母が亡くなって6年くらいになるだろうか。伯父が亡くなってお墓が建ってから、ほぼ毎年命日に近いゴールデンウィーク中にお墓参りに行くのが恒例行事になっている。

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墓石や周囲を丁寧に掃除して、持ってきた生花と伯父の好きだった焼酎をたむける。本当にお酒の好きな人だったことを思い出す。母のすぐ上の兄で同じ千葉県内に住んでいたこともあり、父が亡くなった後は頻繁に家に来て面倒を見てくれていた。鳶職をしているからかめっぽう朝が早く、いつも日曜日の早朝7時には電車でやってくる。そして我が家で一緒に朝食を食べるのだが、必ずお酒を飲む。このあと修繕で屋根にあがってもらうにも関わらずだ。「大丈夫?」と声をかけても、「平気だよ」と笑って焼酎の水割りを2、3杯飲んで、それで本人もエンジンがかかるような感じだった。アル中というわけではないが、とにかく酒好きだった。それでいて仕事は丁寧で信頼されていた。

伯父にはもうひとつ趣味があって、それがギャンブルだった。早朝に我が家にきていたのも、午前中に仕事を片付けてしまって午後は競輪場が競馬場に寄ってレースを挑むのを楽しみにしていたからでもあった。ギャンブルが趣味とはいっても、借金したりするようなのめり込み方はしていなくて、節度をもって自分のお小遣いの範囲で楽しんでいたようだった。とにかく楽しくて優しい人だった。

そんなことを思い出しながら墓前で手を合わせる。「また来年もくるよ」と言い残して霊園を後にした。

帰りの途中でブックオフに立ち寄り200円本を4冊購入。ちょっと懐かしめの変わった本が手に入ったのは嬉しい。最後にスーパーで夕食用のお刺身盛り合わせを購入して帰宅。

夕食にはお刺身盛り合わせとワンカップ大関。日本酒も伯父の好物だった。母とふたりで伯父に献杯する。

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読み終わったルシア・ベルリン「掃除婦のための手引き書」のレビューを書く。最近うまく文章がまとめられない。

就寝読書用の本を選ぶ。ルシア・ベルリンの新刊を読もうかと思ったが、その前にたまたま積読本の中で目についてしまったジョン・ウォーターズ「ジョン・ウォーターズの地獄のアメリカ横断ヒッチハイク」(柳下毅一郎訳/国書刊行会)のプロローグ部分を読み始めたら面白くなってしまい、そのままこの本を読むことにする。ジョン・ウォーターズは映画監督で、作風としては過激で下品なコメディが多いらしい。私は一作も観たことはないが、ネットで検索すると「ピンク・フラミンゴ」が代表作なのだろうか。「地獄のアメリカ横断ヒッチハイク」は、伝説のカルト映画監督である著者が刺激を求めてアメリカ横断ヒッチハイクを敢行するという話。なんだかわからないけどめちゃくちゃ面白そうな気がする。

地獄のアメリカ横断ヒッチハイク

ということで就寝読書は「地獄のアメリカ横断ヒッチハイク」

5月3日(火)

朝4時半起床。10連休5日目。少しだけ二度寝して6時半過ぎに散歩に行く。今日は祝日だがゴミの収集はあるのでゴミ出しに行き、戻って朝食を済ませる。

天気もよく暖かいので久しぶりにモンちゃんのシャンプーをする。前に飼っていたラムは大きかったのでお風呂場で洗っていたが、モンちゃんは小さいので洗面所で洗える。犬用のシャンプーで全身を洗い、ドライヤーでブローしながら梳かしつけると、モンちゃんも気持ちよさそうに身を委ねている。仕上げに毛並みを整えて完成。普段からカワイイがより一層かわいくなったと思うのは親バカというものか。

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お昼を挟んで午後は特に何もせず、読書や動画視聴で過ごす。「掃除婦のための手引き書」のレビューをブログにアップ。

就寝読書は「地獄のアメリカ横断ヒッチハイク」

5月4日(水)

朝4時半起床。10連休6日目。今日から後半戦に入る。6時半過ぎに散歩に行って、戻ってから朝食を済ませるところまでは普段と変わらず。

今日はこの10連休中でほぼ唯一のプライベートな外出。上野公園で開催されている「上野の森ブックフェスタ2022」に出かける。コロナ以後で上野に行くのははじめてだから3年ぶりくらいだろうか。久しぶりの上野だからブックフェスタもそうだが、コロナ前によく行っていた居酒屋で昼飲みをするのが楽しみだ。

11時半過ぎに上野に到着。まっすぐ居酒屋に向かう。なんの制限もないGWだからか、アメ横方面の飲み屋街は昼からお酒を楽しむ人たちで賑わっている。天気も良いから中には通りにテーブルを出してテラス席のようにしているところもある。グループで飲んでいる人もいれば、ひとりで飲んでいる人もいる。常連さんらしき人がお店の人と楽しそうに談笑している。私は、もつ焼きの「大統領」に入った。この店と近くにある立ち飲みの「カドクラ」はコロナ前にときどき来ていた店だ。上野は昼飲みができる店が多く、ほとんどのお店が昼から営業している。

大統領1

カウンター席に座り、レモンサワーを注文。料理はホヤポン酢、もつ煮込み、もつ焼き(レバー、カシラ、子袋、ナンコツ)、白センマイ刺し。ホッピーを追加注文して、少し飲みすぎた。

大統領2

会計を済ませて、ブックフェスタの会場まで上野公園内をぶらりと歩く。木々の緑がとても鮮やかで、雲ひとつない青空を背景に映えている。人出は思ったよりは少ない感じ。それでもところどころで人だかりができているのは、大道芸のパーフォマンスを見ている人たちだ。ブックフェスタの会場も適度に混み合っているが、コロナ前の開催時と比べると圧倒的に少ない。会場内をグルっとひとまわりして、誰か顔見知りの人がいないかと探してみたが、遭遇することはできなかった。SNSをみると同じ時間帯に会場にいた人もいたみたいだが、広い会場で偶然出会うのはなかなか難しい。

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なにより、久しぶりの「大統領」で調子良く飲んでしまったので、酔って少し足元が覚束ない。なので、けっきょく会場内をグルっと一周したら早々に撤退してしまった。ブックフェスタ目的で来たはずなのに結果的に昼飲みをしに来たような具合になった。

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上野公園内をブラブラ歩きながら御徒町方面に向かう。途中社民党の福島党首が街頭演説しているのを横目で見ながら目指すは「上野松坂屋」。朝の情報番組で北海道物産展をしていると知ったので、ちょっとのぞいてみようと思ったのだ。物産展会場はものすごい混雑ぶり。人気のブースには長蛇の列ができていた。あまりの人混みに辟易して早々に退散。ただ、「白い恋人」他お菓子を少しだけ購入した。

山手線で東京駅に戻り、「大丸」のデパ地下で夕食用のお弁当を購入して帰宅。

就寝読書は「地獄のアメリカ横断ヒッチハイク」

5月5日(木)

朝4時半起床。10連休7日目。6時半過ぎに散歩に行き、戻って朝食。

テレビのニュースではGW最終日のUターンラッシュについて報道している。あとは知床の観光船沈没と山梨県のキャンプ場で発見された人骨の話題。そしてウクライナ情勢。ニュースで見る分にはいずれも事実を淡々と伝えているので、こちらも冷静に見ることができるが、ワイドショー的な番組ではどこか面白おかしく伝えようという印象を受けてしまう。偏見かもしれないが。

昼間はほとんどテレビを見ることはなく、本を読んだり動画を見たりゲームをしたりで過ごす。本日はまったりな1日だ。だいぶ前に読んでいたマーサ・ウェルズ「ネットワーク・エフェクト」のレビューを書く。

夕食はしらたきを使って焼きそば風の料理。ヘルシーそうに見えるが実際はどうだろうか。まあ、こんにゃくなのでお腹にはたまるね。

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就寝読書は「地獄のアメリカ横断ヒッチハイク」

5月6日(金)

朝4時半起床。10連休8日目。6時半過ぎに散歩に行き、戻って朝食。昨日書いた「ネットワーク・エフェクト」のレビューをブログにアップ。

今日は特に予定もなく終日家でダラダラするつもりだったが、ふと思い立ってブックオフ巡りをすることにした。コースは、千葉県市川市の「BOOKOFF SUPER BAZAARショップス市川店」からスタートして家まで戻ってくるコース。ということでまずは「BOOKOFF SUPER BAZAARショップス市川店」に向けて車を走らせる。行きは高速を使って1時間弱。11時少し前にブックオフに到着。市川店は最近店内をリニューアルしたようで、前回(と言ってももう2年くらい前)に来たときと商品棚の配置が変わっていた。この店はハードオフやオフハウスが併設されているが、そちらには用事はないのでまっすぐブックオフへ。単行本や文庫の棚を見て歩く。フランシス・ハーディング「カッコーの歌」が200円だったので購入。いや、新刊で買って積んだままの本が家にあるのはわかっているけど200円だからね。

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「BOOKOFF SUPER BAZAARショップス市川店」を出たら、すぐ隣りにある「古本市場市川店」に行く。ここはブックオフ市川店とセットで立ち寄る店。こちらも2年ぶりで前回は「竜の王女シマー」を100円で拾った記憶がある。今回は特にめぼしいものはなかったが山本文緒さんの一般書初期作の文庫が80円棚にあったので2冊購入した。「古本市場市川店」を出て「BOOKOFF SUPER BAZAAR ビビット南船橋店」に向かう途中に古本屋を発見。「ブックスエーツー中山店」とある。前回市川に来たときはスルーしていたようだが今回は入店してみる。正直あまりめぼしい品はなさそう。単行本の棚に早川書房の「ハリネズミの本箱」シリーズの本があったのでそれを購入する。

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車で20分ほど移動して「BOOKOFF SUPER BAZAAR ビビット南船橋店」へ。ここは4月末に松戸のせんぱくBookbaseに行ったときの帰りに立ち寄った店なので2週間ぶり。前回と棚の感じは変化なく、ここでは何も購入はなし。ちょうどお昼になったので近くのトンカツ屋でカツカレーを食べる。

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南船橋から千葉市美浜の「ブックオフ美浜店」に移動。ところが現地についてみると店はなくなっていた。事前にネット情報を確認していなかった。ここでちょっと「もういいかな」という感じになってきたので、帰宅途中にある「ブックオフ 16号 千葉浜野店」だけ寄って帰ることにする。浜野店では200円棚で海外文学を2冊購入した。ということで本日のブックオフ巡りは終了。帰宅は16時ちょい前。久しぶりにブックオフ巡りして楽しかったので、また近いうちにやろうと思う。コロナ前はけっこう千葉県内のブックオフ巡りをしていたので、久しぶりにそういう店にも行ってみたい。

お昼のカツカレーがだいぶお腹にたまったのかわからないが夕飯は冷しゃぶサラダを半分だけ食べて終わり。

就寝読書は「地獄のアメリカ横断ヒッチハイク」

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