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『タカラ~ムの本棚』店主・タカラ~ムの本を読んだり読まなかったりな日常(2023/1/28~2023/2/3)

1月28日(土)


朝4時半起床。少し二度寝し、6時半過ぎに散歩に行く。戻って朝食。少し休憩してからラジオ体操。
毎週恒例の買い出しに出かける。今日はスーパーを2軒回って食材を購入し、適当にランチを食べて帰宅。午後は特になにもしていない。本を読んだ。少しゲームをした。Youtubeを見るともなく見ていた。
夜は鶏の照り焼きを作って食べる。今日の味付けはちょうど良い甘辛さで成功。

自分の中では成功した鶏の照り焼き


就寝読書は「ネイティヴ・サン」

1月29日(日)


朝4時半起床。休日につき二度寝して6時半過ぎに散歩に行く。戻って朝食を済ませ、少し休憩してからラジオ体操。
一歩も外に出ることなく部屋にひきこもる生活につき、特に語るべきことはない。
就寝読書は「ネイティヴ・サン」

1月30日(月)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。少し休憩してからラジオ体操。
午前中にオンライン会議1本。やらないといけない作業がいくつかあるのだけど、モチベーションがあがらないのでサボる。午後も早めに業務終了。
サボり時間は主に読書。あとは動画をみたり。業務終了後に少しだけ仮眠をとる。
夜はMリーグを視聴しつつ、合間に少し読書「ネイティヴ・サン」
Mリーグはレギュラーシーズン残り30試合を切ってきて、セミファイナルに残れるボーダーラインの6位をめぐるポイント争いが面白くなってきた。現在7位と8位に位置しているセガサミーフェニックスと赤坂ドリブンズが同卓するゲーム。その2チームに加えて上位の2位、3位に位置しているU-NEXT PiratesとKONAMI麻雀格闘倶楽部という組み合わせ。第1試合では、赤坂ドリブンズの園田賢選手が、チームとしてはおよそ1ヶ月ぶりとなるトップを獲得した、2位はセガサミーフェニックスの魚谷侑未選手で下位の2チームがプラスポイントを獲得した。トップインタビューを受けた園田選手は、久しぶりのトップということありいつにもまして饒舌に語る。とにかく喋る喋る。以前にあまりに喋るので「園田さん、そろそろ」というカンペを出されたこともあるくらい、いつもよく喋るのだが、今日も喋り倒していた。
続く第2試合。赤坂ドリブンズは今シーズンまだトップがなく、大きくマイナスしている村上淳選手が出場。第1試合の勢いを受けて連勝を狙いたいところだったが、どうしてこうも不運なのかと、見ていて悲しくなるくらいに相手の当たり牌を掴んでしまう。自分に高打点のチャンスがあってリーチをかけても当たり牌が脇の選手に流れて止められ流局という場面もあり、結果はラス。園田選手トップ、村上選手ラスで合計ポイント的には少しプラスだったが、まだまだ全然足りていない。次回に期待。そして、早く村上選手がトップを獲る日が来てほしい。

1月31日(火)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。少し休憩してからラジオ体操。
午前に2本、午後に1本のオンライン会議。朝イチでメールを確認していたら1年前に連絡して以降まったく反応がなかったシステムの件で急に返信が届いていた。しかも、この期に及んで話を蒸し返し、2月中旬までに確認してシステムに問題があるなら直せという内容。正直、1年近く放ったらかしになっていたから、この件については向こうも問題なしで終了したのかと思っていた。どうやら、1年前の時点では仕事自体はとりあえず終わっていたから、その時点でシステムやデータの不具合の確認をしないままになっていたらしい。で、1年後の今になって、あのとき十分に解決していなかったから改めて依頼してきたという話だ。放置するわけにはいかないが、向こうが1年も放置していた挙げ句にギリギリのタイミングでこっちに対応しろと言ってくるのは納得いかない。一応作業はするが回答はギリギリまで遅らせてやろうとか思ってしまう。
そんなこんなでモチベーションもあがらないので会議以外の時間はボケーっとして時間をやり過ごす。本も読まない。ただ適当な動画をPCで再生して流し、それをラジオのようになんとなく聞き流して時間が過ぎる。午後は早めに業務終了。なんとも微妙な気分で2023年の1月が終わっていた。
夕食に、母が玄米を炊いたので今日は玄米ご飯。おかずは豚肉とほうれん草の卵炒め。味噌汁はインスタント。玄米は思ったほど食べにくくもなく普通に食べられた。ただし、白米と違ってよく噛んで食べないとね。

玄米ご飯、意外といける


夜はMリーグ。視聴の合間に「ネイティヴ・サン」を読む。主人公の黒人青年ビッガーが、白人家庭の運転手として雇われるも、その家の娘(共産主義者で問題児)を誤って殺してしまう。発覚をおそれたビッガーは娘の遺体を暖房炉に入れて燃やし、罪を娘と同じ共産主義者のジョンになすりつけようとする。しかし、事態は発覚し彼は逃亡の末に逮捕される。ここまでは「第一部 恐怖」と「第二部 逃亡」までの展開。ようやくここまで読み終わった。「第三部 運命」では逮捕されたあとのビッガーにどのような運命が待ち構えているのかということになる。書き出し部分をチラッと読んだ「訳者あとがき」には、1940年に出版され、その衝撃的な内容からアメリカ読書界を震撼させる一方、ビッガーの心理や黒人の白人に対する恐怖などが真に迫っているとして高く評価されたと書かれていた。黒人差別問題は現在に至るも根深く残り続けている問題であり、本書の帯にもあるが、ここ数年の“ブラック・ライヴズ・マター”運動は、日本では報道されなくなってきているが、おそらくいまだ継続しているものと思う。本書が出版された1940年ともなると、今とは比にならないほど黒人差別は過激だったはずだ。本書の舞台はアメリカ北部のシカゴで、ビッガーが雇われた白人家庭は黒人に対して理解のある家庭だったのだが、それでもビッガーは白人に対して、敵愾心とともにそれ以上の恐怖心を抱いている。また、本書の中ではビッガーが起こした事件に対してミシシッピ州の新聞記者が過激な黒人差別記事を書いている場面もあり、そういったところが、真に迫っていると高く評価されるポイントにもなっているのではないかと思う。まだまだ先は長いがどのような展開になっていくのだろう。

2月1日(水)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。少し休憩してからラジオ体操。
今日は事前に予定されていた会議はなく、ひとつ今日中に対応させるタスクがあるだけなので、まずは朝イチでそのタスクを片付けることにする。合間にバーチャルオフィス上で話しかけられて、クラウドドライブを利用した業務効率の低下について、改善のアドバイスをする。その他、予算関連に処理について関係者から問い合わせがあり、それも並行で対応する。ノルマに設定していたタスクは昼前に終了したので、今日はもうここまでで業務終了とした。
昼過ぎに近所のスーパー銭湯へ。水曜日の昼間にまあまあのお客さんが入っていて、みんな暇なのかと思ってしまう(もちろん私を含む)。大きなお風呂にゆったり浸かり、天然温泉の露天風呂も楽しんで、なんやかんやで1時間ほど入浴。火照った身体をクールダウンさせ、ついでにお腹も満たそうと施設内のお食事処に行く。ちょい飲みセットで生ビールと塩ごまきゅうり、鶏の唐揚げ。まずはビールをグイッと。2杯目はレモンサワー。締めにあっさりとざるラーメン。1回行くとトータルで3000円くらいかかるので頻繁には行けないが(と言いつつ今年に入って1月と2月で3回も行っている)、今後は月1回くらいリフレッシュに通っていこうかと思う。

風呂上がりのちょい呑みセット
レモンサワーと〆のざるラーメン


夕食はレトルトのパスタソースを使って、カニクリームパスタとボロネーゼ。パスタの量が少なかったのだろうか、特にボロネーゼはすごくしょっぱかった。

奥がボロネーゼ、手前がかにクリーム


夜はMリーグがないので読書。「ネイティヴ・サン」を読む。

2月2日(木)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。少し休憩してからラジオ体操。
本日は午前に会議があり、その準備で資料の確認をしておく。会議は多少の議論はあったもののとりあえず問題はなく進行して終了。午後は急ぎの作業もないため早い時間に業務終了する。
業務終了後は主に読書。「ネイティヴ・サン」を読み進める。「第三部 運命」に入り、物語は逮捕されたビッガーの裁判へと話が進んでいく。収監されたビッガーは気力を失う。牧師の声も彼の胸に届くことはない。そんな中で、ビッガーが罪をなすりつけようとした共産主義者のジョンが弁護士を連れて現れる。人々の憎悪の注目を集める裁判が始まっていく。
夕食には簡単にレトルトカレー。納豆を乗せて納豆カレーにして食べる。

レトルトカレーと納豆の夕食


夜はMリーグを視聴し、合間に読書をする。
Mリーグ、今日の試合は第2試合でのEX風林火山二階堂瑠美選手の爆発はすごかった。西家の瑠美選手は、東3局の親番に入って怒涛の連続上がりで一気に8万点を稼ぎ出す。同卓するセガサミーフェニックスの近藤誠一選手、TEAM雷電の萩原聖人選手、U-NEXT Piratesの仲林圭選手もなんとか瑠美選手の親を流そうとするが、如何せん配牌の時点で圧倒的な好配牌を得ている瑠美選手は他3選手を後目に次々と高い手をあがってしまう。この日、第1試合では同じくEX風林火山の妹二階堂亜樹選手が4着となっていただけに、見ている側からすると妹の敵討ちを姉が果たすという面白い展開。EX風林火山は開幕から毎週必ず1勝するという記録を作ってきていて、今週はチーム最終戦となる瑠美選手の試合までトップがなかったのだが、この試合で瑠美選手がきっちりとトップを獲得して連続記録が継続した。その一方で明暗を分けたのがセガサミーフェニックスの近藤誠一選手だろう。この第1試合にも出場した近藤選手は、その第1試合は見事なトップで7位に低迷するチームに貴重なポイントを持ち帰る。その勢いで第2試合にも連投してきたわけだが、ここでは完全に瑠美選手にやられ、まったく良いところなく大幅なハコ下のラスとなってしまった。Mリーグでは各試合の後にインタビューがあるのだが、第1試合はトップインタビューで嬉しそうに話していた近藤選手が第2試合では4着でインタビューを受けるという厳しさ。1日を通じてみるとチームポイントはマイナスとなり、セミファイナルボーダーのKADOKAWAサクラナイツとは少し差が開いてしまった。EX風林火山は瑠美選手の大トップで大きくポイントを稼ぎ、チームは安定の首位。このままセミファイナル、ファイナルと進出するには結構盤石になってきているのではないだろうか。

2月3日(金)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。少し休憩してからラジオ体操。
今日はスケジュールを完全にブロックして、先日依頼されたシステム不具合の原因調査の改修作業にあてる。一部のデータについてのみ、取得されるはずの情報が正しく取得されないという不具合。元となるデータをユーザーからの報告内容、システムのプログラムコードを突き合わせて原因を探っていく。
が、原因はあっという間に発覚した。プログラム中でデータのループ件数を100に固定していたのだ。元となるデータは100件以上あるのだが、このロジックだと101件目以降は処理されない。なんという初歩的なミス。自分でもなぜこのような凡ミスをしているのか、にわかに信じられなかった。で、開発当初のデータを確認したところ、当時はデータは100件を超えることはないという整理で設計されていたことがわかった。開発したのは2年くらい前なのだが、その間に見込んでいた100件以内という条件を満たさなくなってしまい、結果として一部のデータが処理されなくなってしまったということだ。すぐにプログラムを、データ数に依存しない形で判定するように修正する。
正直、もっと根深い不具合だと思っていたので、あっさり解決してしまい予定していた時間が大幅に余ってしまった。もう今日は関係各所にも連絡してスケジュールを完全ブロックしていたので、今更予定を空けるのも面倒くさい。なので、ここは自分の時間として有意義に使おうと思った。最近、OpenAIという会社が作って公開しているChatGPTという人工知能のチャットボットがすごいという話をネットで知ったので、そのすごさを確認しようとユーザー登録して利用してみた。結論、これはマジですごかった。一覧表からデータを検索する方法をChatGPTに尋ねると、ExcelならばVLOOKUP関数が使えますよといった回答がすぐに返ってくる。それだけなら普通にGoogleで検索しても同種の結果は得られると思うが、単純に関数の名称だけを返してくれるだけではなく、その使い方までレクチャーしてくれるのがChatGPTのすごいところ。さらに、連続した質問でVLOOKUP以外の方法を尋ねれば、INDEX関数とMATCH関数を組み合わせて利用する方法も教えてくれるし、VBAのコードを尋ねればコーディングして返してくれる。そこからさらにPythonで書いたらどうなるのかと尋ねれば、VBAコードをPythonで書き換えて教えてくれる。いや、これは本当にすごい。これで完全にプログラマの仕事が奪われるかと言えばそんなことまでは(現時点では)ないと思うが、今後さらにAIが学習を重ねていけば、少なくとも人間がプログラムコードを書く必要性はなくなりそう。となると、システムエンジニアは今後より上流の工程を担うことになる。企画や設計といった能力に対するニーズがより一層高まるだろう。自分がエンジニアとしてお払い箱になる前に、次の道も見つけていかないとなあと真剣に思っている。

書評サイト「本が好き」についてChatGPTに聞いてきた答え。
合っているといえばそうだが、一般的な書評サイトがだいたいこんな感じだよね


午後に業務を終わらせてから買い物にでる。今日は節分なので、特に我が家では風習にはなっていないけれど、美味しそうな恵方巻があったら食べようと思ったのだ。もちろん、恵方(今年は南南東らしい)を向いて無言で1本食べきるなどということはせず、切り分けて巻きずしとして美味しくいただくだけだが。ということで夕飯は恵方巻と焼きうどんというなんとも微妙な組み合わせ。

面倒なのでフライパンごと出した焼きうどんと恵方巻
野菜たくさんで麺が少なめなので焼きうどんというよりは野菜炒めに見える


夜はMリーグを視聴しつつ読書。「ネイティヴ・サン」はいよいよ終盤の佳境に差し掛かった。逮捕され裁判にかけられるビッガー。彼の弁護を担当するマックスは、彼の有罪を認めるという方針で裁判に臨む。マックスは、裁判長と陪審員を前に、この事件が起きる至った社会的な問題を語っていく。およそ40ページにわたって続くマックスの主張は、当時のアメリカにおける黒人差別社会に対する強烈なアンチテーゼである。歪な社会構造が生み出す差別という感情。白人と黒人が互いに相手の存在を否定し恐れることで生まれる憎悪。差別は悪だ、人種による人間の違いなど存在しないのだという正論を突きつけられたときに、差別をすることで精神の均衡を保っていた人々は、それを受け入れられず、その反動がより強い憎悪を生み出していく。こういう構造は、「ネイティヴ・サン」が出版された1940年から80年以上経った2023年の現在でも変わらずに存在する構造だと感じた。まだラストまで読み切れていないので、最終的に本書がどういう結末を迎えるのか気になる。
Mリーグは、今日は赤坂ドリブンズに注目する試合となった。第1試合では、南4局の最終であがればトップとなれるリーチに踏み切ったドリブンズの鈴木たろう選手。そこに4着に甘んじていた渋谷ABEMASの松本吉弘選手が、たろう選手の当たり牌をビタ止めしての逆転を狙ったリーチをかける。そしてなんと、一発でドラをツモリ、かつ裏ドラも3枚乗せてまさかの倍満ツモ!一気に上3人をまくって起死回生の逆転トップを獲得した。一方、あがりを逃したたろう選手は松本選手の倍満ツモを親被りして痛恨の4着となってしまうという展開。これでまたセミファイナルへの道が遠のく結果となった。しかし、次の試合に出場した赤坂ドリブンズの園田賢選手。序盤でKADOKAWAサクラナイツの堀慎吾選手に痛恨の跳満放銃があり、南場に入っても親番を早々に失って、これでトップはおろか4着もあり得るという厳しい展開になる。しかし、そこからがすごかった。親を失ってから園田選手が高打点のあがりを連発。トップを走っていたKONAMI麻雀格闘倶楽部の高宮まり選手を射程圏内にとらえると、堀選手から万貫をロン上がりして逆転トップを獲得したのだ。終了後のトップインタビューでは、いつもの園田節が炸裂。チームとしては4着からのトップでポイント的にはプラスとなり、順位はまだまだ8位だが上との差は少し縮まった。残りは30試合を切っている中、厳しい条件ではあるが赤坂ドリブンズには最後まで頑張って盛り上げてほしいなと思う。

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