見出し画像

『タカラ~ムの本棚』店主・タカラ~ムの本を読んだり読まなかったりな日常(2022/7/2~2022/7/8)

7月2日(土)

朝4時半起床。5時半から散歩に行く。戻ったら朝ごはん。

週イチの買い出しに行く。今日はスーパー2軒で1週間分の食材を調達。昼食は久しぶりに家系ラーメンのお店できくらげラーメン。昼過ぎに帰宅。

夕食にキーマカレーを作る。ちょっと水分が多くなってしまって、キーマカレーというよりはひき肉を使った普通のカレーになった感じ。先日の職場懇親会で飲まなかったクラフトビールを1本開けた。

画像1

就寝読書は「キャッチ=22(上)」

7月3日(日)

朝4時半起床。5時半から散歩に行く。戻って朝ごはん。

昨日からKDDIの通信障害が起きているとのことで、テレビのニュースやらネットニュースやらでさかんに報道している。そういえば昨日外出した時にモバイル通信がうまくいかなかった気もする。かなり大規模に障害が起きているようで、Twitterとかでもトレンド入りしていた。

私もKDDIを利用しているので影響が出ているのだが、外出先でもあまりモバイル通信を使わないし、家ではWi-Fi接続なので今回のトラブルにはほとんど関係なかった。電話も使えないらしいのだが、最近は家族間くらいしか携帯電話は使っていないのでこれも影響なし。家には普通に固定電話もあって、そちらは普通に使えていたので(ちなみにKDDI回線)これも問題なし。ということで今のところ通信障害の影響は受けずにいる。ただ、中には影響が甚大な人もいるだろうし、何より障害復旧に駆り出されている技術者の皆さんは必死に頑張っていることだろう。モバイル通信が重要なインフラになっていることを改めて実感させられるトラブルだよな、とも思う。

今日は外出の予定もなく家で本を読んだり動画をみたりという相変わらずのひきこもりっぷりを発揮。

就寝読書は「キャッチ=22(上)」

7月4日(月)

朝4時半起床。5時半から散歩に行く。戻って朝ごはん。

本日の業務は先週の打ち合わせで課題となった事案の資料整理。私としては打ち合わせで提示したレベルの内容でも十分わかりやすいと考えていたのだが、上の人間に言わせるとまだまだレベルが高くて、他の人は理解できないらしい。もっと具体的な事例を書いてあげないとわかってくれないしわかろうともしないという考えのようだ。個人的にはあまり具体的な事例を提示しすぎると、その事例に引っ張られて潜在的な部分やその人の考え方が出てこないという弊害があると思うのだが、どうも上の人間はメンバーのレベルをだいぶ下にみているらしい。そういう話を議論しても先に進まないことは過去の経験からわかっているので、また少し時間をもらって資料の再検討となった。

午前中にはオンライン会議が1本。夕方に歯医者の予約があるので、15時には業務を終了とする。

歯医者は3ヶ月に1回の定期検査とクリーニング。若干の磨き残しがあるようだが、治療で通院し始めた3年前と比べると歯茎の状態などだいぶ改善された。最初の頃は治療が終わったら通院をやめようと考えていたが、いまは定期的に検査とクリーニングをすることで歯の健康を維持できると考えるようにしている。

就寝読書は「キャッチ=22(上)」

7月5日(火)

朝4時半起床。5時半から散歩に行く。戻って朝ごはん。

今日は終日打ち合わせもなく、昨日続きの資料作成。どこをポイントとしてみるか、どういう視点で整理するかなどを考える。

昼過ぎにオンラインショップで注文を受けた「吟醸掌篇vol.4」の支払い通知が届いたので、梱包して発送の準備。今回、オンラインショップで「吟醸掌篇vol.3」か「吟醸掌篇vol.4」を購入してもらった場合、おまけとして「BOOKMARK緊急特集号 戦争を考える」を同封している。「吟醸掌篇vol.3」は完売して在庫なし(松戸のせんぱくBookbaseには1冊ある)、「吟醸掌篇vol.4」は在庫がまだある。「BOOKMARK緊急特集号」は下北沢の店頭に置く分は確保した上で残りは数冊程度になっているので、おまけで同封できるのはあと4冊分くらいだな。

夕方、仕事を終わらせてから郵便局に行き、「吟醸掌篇vol.4」を発送。「翻訳編吟」や「ほんやく日和」のような瞬発力はないが、少しずつ着実に売れている感じ。ヒラヤマ探偵文庫も同様で、どちらも少しずつ時間をかけて販売していくタイプの本だなと思っている。

就寝読書は「キャッチ=22」

7月6日(水)

朝4時半起床。雨模様につき朝の散歩はなし。朝食を済ませてテレワーク。

今日も打ち合わせはなく終日作業。おおよその整理がついてきて、あとはどのようにまとめていくかということを考えていく。言い方は悪いが「バカでもわかる」ような資料にしてほしいという上からのリクエスト(そんなにメンバーを信用できていないのだろうか)なので、自分がバカになったつもりで客観的にみていく必要がある。これが結構面倒くさい。

資料作成と並行して管理会計に関する勉強をはじめる。実際に担当を任されるかはっきりしないのだが、先日上司との面談でそういう話があったので多少なり本でも読んでおこうかと思った。財務とか税務とかだと制度とか法律とかも知っていないといけないので頭も悪く経験もない私では難しい。管理会計は制度や法律はそれほど関わらなくてよさそうなので少しハードルは低いか。ただ、そもそも金勘定がどんぶりな人間にそういうことを求めるのはどうなのかとも思う。でも他にできる人がいないらしい。どんだけ人材不足なんだよ。

「キャッチ=22(上)」がなかなか読み進まない。気分を変えて軽いエッセイ本を読むことにした。先崎学「将棋指しの腹のうち」(文藝春秋)。藤井聡太五冠(2022年現在)が最年少でプロ棋士となり破竹の29連勝など数々の最年少記録を塗り替えてフィーバーを巻き起こして以降、タイトル戦などで棋士が食べる“勝負メシ”がニュースやワイドショーで取り上げられるようになった。本書はそのブームに乗っかったわけではないが、同じ棋士の先輩として数々の勝負をこなしてきた先崎学九段が、千駄ヶ谷のある将棋会館を中心としたエリアにある棋士たちの通う店を題材に、その店とそこに集う棋士や女流棋士、奨励会員たちのエピソードをつづったエッセイ集。藤井五冠もよく利用していた「みよし庵」というそば屋のことやハードな仕事の合間に羽生善治九段と食べた「チャコあやみや」のステーキのことなどが記されている。ニュースやワイドショーでみる勝負メシのイメージから、棋士は対局中に豪華な食事やおやつを食べているイメージだが、本書を読むと意外とそうでもなかったり、なぜ出前なのかという話も興味深かった。

将棋指しの腹のうち

7月7日(木)

朝4時半起床。今朝も雨模様のため散歩はなし。朝食を済ませてテレワーク。

午前にオンライン会議が1本。午後にオンライン研修が1本。合間に作業を少し。その他は特筆することもなし。研修終わって少ししてから業務も終了とした。

先崎学「将棋指しの腹のうち」を読了。面白かったので今回はすぐにレビューを書くことにした。いつもこのくらいフットワーク軽く筆が進む(キータッチが捗る?)といいのだけど、読んだままで感想もつぶやかずに放置している本がたくさんある。どれも面白かったんだけどなぁ。

就寝読書は「キャッチ=22(上)」

7月8日(金)

朝4時半起床。今日は天気が良いので散歩に出かけられる。戻って朝食。

今日は月に1度のメンタルクリニック通院日。他にも下北沢の本屋を旅するBOOKSHOPTRAVELLERに行くので会社は有休をとった。

10時過ぎに家を出て、まずはメンタルクリニックへ。診察はいつもどおり。コロナきっかけで在宅勤務になってから、生活のリズムがあまりに単調で、その状況が2年以上続いている。それが原因だろうと思うが仕事だけでなく何をするにもモチベーションがあがりにくい。平日は朝の散歩以外には基本的に外出しないし、ほぼ1日中PC画面に向き合っている。音楽のような音でも耳に入ると集中力が途切れてしまう質なので、仕事中は基本無音状態なのだが、それでも長時間集中し続けられるわけでもなく、でも気分転換といってもYoutubeみるとか本を読むとか、ちょっと身体をほぐすとかくらいしかやることがない。変なストレスは感じないが、モチベーション問題はけっこう深刻かもしれない。そんな話をクリニックの先生に話し、いつもの薬を処方してもらう。

クリニックを出て渋谷へ移動する。下北沢に向かう途中に渋谷でちょっと遅めのランチタイムというか昼呑みタイム。井の頭線に乗るのでマークシティの銀座ライオンに入る。向かいにできたラーメン屋さんが長蛇の列で大人気だった。美味しいのかな。私はライオンで生ビールとポテトサラダと唐揚げという王道のビアホールメニュー。ビールを飲みながらスマホでネットニュースをみたら、安倍元総理が銃撃されたという情報があって驚く。令和の時代に要人銃撃事件とは。しかも、参議院選挙の応援演説中にかなり至近距離から撃たれたらしい。近くに警備の人もいただろうによくその網の目をかいくぐって襲撃できたものだ。

画像3

画像4

ランチを済ませてから下北沢へ。ブックショップトラベラーの間借り棚に、ヒラヤマ探偵文庫の新刊(「不思議の達人(下)」、「写真集 1906年のロンドン」、「柬埔寨の月」、「謎の無線電信」)と「翻訳編吟10」、「吟醸掌篇vol.4」を置き、これまで置いていた「鋼鉄都市」や「コレクションズ」などを引き上げる。まだ残っていた「翻訳編吟」のバックナンバーとかも引き上げてオンライン販売に切り替えようかとも思ったのだが、もうしばらく様子をみることにした。次回(たぶん9月くらい)の入れ替え時にまだ残っているようなら引き上げてしまおう。

画像5

今回は各種新刊の他に「BOOKMARK緊急特集号 戦争を考える」の設置も目的だった。発行から2週間くらい過ぎてしまったが、これでようやく松戸と下北沢の両方の間借り棚に設置できた。

棚の本のレイアウトなどをあれこれ調整して写真に収めながら、店長の和氣さんと話をする。相変わらずいろいろと忙しいようだ。メンタルクリニックのことを書いたときにモチベーションがあがらないということを書いたが、こうして外に出て本業とは関係のない話の合う人と気兼ねなく話せるとメンタルの安定も図れると思う。なので、もう少し出かけられる頻度とか人に合う頻度をあげられたらいいかなと思う。

1時間弱ほど話をして下北沢を後にし、そのままいつものとおり丸善丸の内本店に移動する。今日もがっつり本を買う。一番の収穫は、来週発売されるはずのエドワード・ケアリー「呑み込まれた男」(古屋美登里訳/東京創元社)をフライングで購入できたこと。その他、シリーズ第5作となるデボラ・インストール「ロボット・イン・ザ・ホスピタル」(松原葉子訳/小学館文庫)や「文藝秋号」(河出書房新社)なども購入した。荷物をがっつり抱えて帰宅。途中ネットニュースで安倍元総理の死亡を知る。

就寝読書は「キャッチ=22(上)」


記事を読んでいただきありがとうございます。記事をお読みいただき、応援したい、サポートしたいと思っていただけましたら幸いです。サポートしていただいたお金はさまざまな社会貢献活動に利用させていただきます。