『タカラ~ムの本棚』店主・タカラ~ムの本を読んだり読まなかったりな日常(2020/02/22~2020/02/28)

2月22日(土)

買い出しの日。スーパーやホームセンターを半日かけてまわる。途中、本屋に寄って「銀の匙(15)」を買う。最終巻とのこと。

「365bookdays」というWebメディアに、1月に『梅田 蔦屋書店』で開催された「はじめての海外文学スペシャルin大阪」のイベントレポートが公開された。前編(イベントレポート)後編(越前敏弥先生、芹澤恵先生へのインタビュー)に分かれている。頑張って書いたのでよろしければぜひ!

2月23日(日)

今日は、渋谷PARCOで開催中の『本屋さん、あつまる』に行く。目的はロゴデザインが新しくなった青山ブックセンターのオリジナルトートバッグを買うこと。それと、光文社古典新訳文庫ブースに『はじめての海外文学』応援団長の谷澤さんがお店番で入っているのでご挨拶にも。

14時過ぎに会場に行くと何やらイベントの真っ最中でお客さんがギッシリ。これは会場内をゆっくりみられる感じじゃないので一旦出て、しばらく時間を潰す。30分ほどして戻り、イベントの後半から参加。能楽師の安田登さんによるトークだったらしい。最後に、夏目漱石の「夢十夜」から第3夜の場面を琵琶の演奏をバックに演じられていたが、これは迫力があった。安田さんが話したり演じられている間、どこかでみたことあるなと記憶を探っていたら最後にようやく思い出した。NHK Eテレで放送している「100分de名著」で「平家物語」のときに出演していたのが安田さんだった。

千駄木にある往来堂書店が出店していたので店長の笈入さんにご挨拶。往来堂書店のツイッターで「海外文学の棚を増やしたので、なにかやっていきたい」という趣旨のツイートを『はじめての海外文学』公式サイトへのリンク付きでツイートされていたのに反応してリプライしたので、いつか直接ご挨拶しなければと思っていた。名刺交換し、『はじめての海外文学vol.5』の全推薦作品コメントが掲載されているフリーペーパーをお渡しする。

双子のライオン堂ブースには、初日から1時間交代でいろいろな方が店番に立っているという。書肆侃侃房の藤枝さん(夏に福岡の「本のあるところajiro」でイベント予定)と書肆汽水域・二子玉川蔦屋家電コンシェルジュ・本屋博実行委員長の北田さんにお会いできた。北田さんにはオフレコのお話を伺う。すごく楽しみな企画でいまから待ち遠しい。

帰りは東急東横店の地下でお弁当を買ってバスで帰宅。移動中に「ネルーダ事件」を読み進めようと思ったのについついTwitterをみたりしてしまって結局読めず。

2月24日(月)

振替休日。朝5時過ぎに起床。今日は、松戸八柱にある『せんぱくBookbase』、渋谷東急東横店で開催の『大古本市』、代官山蔦屋書店で開催の『「暗渠パラダイス!」刊行記念イベント』をはしごするハードスケジュール。

まずは『せんぱくBookbase』へ。八柱駅から歩いて10分弱。快晴で寒すぎない程度の天気なので歩くのは気持ちがいい。店内では公園遊具の写真パネル展を開催中。全国の普通の公園にある特徴的なデザインの遊具の写真が店内和室スペース(この店には和室があるのだ!)の壁一面にズラッと展示されている。暗闇に浮かび上がる公園遊具を収めた写真が幻想的だ。子どもための遊具もこういう見方をすると一気に近未来感が出てくるし、どこかディストピアっぽくも見えてくる。

『せんぱくBookbase』で店長のNanukさんとしばらく話し込む。Nanukさんは小学校の図書室司書としての活動もしていて、そのあたりの話など。先生の中にも本を読まない人がいて、ちょっとびっくりするようなエピソードも聞いた。詳細は個人が特定される可能性もあるので割愛。話し込んでいたら近くの高校の先生という人が来店。以前に『せんぱくBookbase』が入居するせんぱく工舎の店舗の方々を学校に招いてイベントをしたご縁とのこと。英語の先生ということで『はじめての海外文学vol.5』のフリーペーパーをお渡しする。まだ若い先生だが、生徒たちの成長について本当によく考えているのがわかる方だった。こういう先生に教えてもらえる生徒たちは幸せだ。

松戸から渋谷へ移動。東急東横店の大古本市へ。東急東横店は3月末で閉店になることから、これが最後の大古本市。今回はなるべく買わないようにと思っていたが、ズラッと古本が並ぶ棚を眺めているうちに気づけは両手いっぱいの本が!

夕食を済ませてから代官山へ。「暗渠パラダイス!」(朝日新聞出版)の刊行記念イベントに参加する。代官山周辺の暗渠と古墳に関するさまざまなネタを題材にしたトークは初心者でも楽しめる構成で面白かった。暗渠のお二人とは、以前本が好き!で『棚マル』というフェアを開催した際に「暗渠パラダイス!」の前著「暗渠マニアック!」をレビュアーのひとりが推薦したことでご縁ができ、神楽坂で暗渠と猫のイベントがあったときにご挨拶させていただいて繋がりができた。今回は久しぶりに直接お会いできてよかった。いずれ下北沢でもイベントやらせてほしいと思っている。

2月25日(火)

本日はテレワーク。もともと予定していたことなのだが、新型コロナウィルス問題を受けて会社全体でテレワークが推奨される状況になった。一歩も外に出ることなく作業を黙々と。15時過ぎで終了して少し仮眠。

2月26日(水)

本日もテレワーク。もともとは出社予定だったが、新型コロナの影響で会社からテレワーク推奨されているのと、出社する理由(会議とか)もなかったので予定変更した。こもって黙々と仕事。

お昼過ぎに先日購入したソファが届く。古いソファを引き取ってもらい新しいソファを搬入するのに20分くらい。配送業者の手際の良さに感心する。ずっと読んでいた「ネルーダ事件」を読み終わったので、レビューを書いた

就寝読書はニクラス・ナット・オ・ダーグ/ヘレンハルメ美穂訳「1793」を読み始める。

2月27日(木)

午前中は出社して仕事。ずっと構築してきたシステムが形になった。ひとまず機能要件は満たしている。午後はメンタルクリニックの定期通院。不眠のための睡眠薬をいつものとおり処方してもらう。待合室はそれなりに混雑していた。

帰りに週末に向けて不足している食材を買う。豆腐とほうれん草、缶チューハイを1本で250円。缶チューハイは晩酌用。その他は翌日のランチ用。

就寝読書は「1793」

2月28日(金)

朝5時起床。終日在宅で仕事。夕方になって買い物へ。帰ってきたら近所のワンコが散歩中だったので声をかける。けっこう凶暴で人に噛み付いたこともあるワンコだけど、ウチの犬が生きているときに仲良しだったので私にもなついてくれている。声をかけると嬉しそうにしっぽを振って駆け寄ってくるのがカワイイ。ジャーキーをひとつやってモフモフを楽しんだ。


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