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心に潤いを与えてくれる、『あなたの家のかわいい植物』ゆるネタたち。

放送作家の古川 耕さんがラムネの中の気になるゆるネタを紹介する
コーナー"古川 耕のゆるネタ手帖"。
第二回目のテーマお題は女子部JAPAN(・v・)さんの『あなたの家のかわいい植物、見せて。「かわいい」アピールも、ひと言お願いします!』。
かわいい植物ゆるネタを見るうちに、古川さんの植物に対する気持ちに変化が......?!

植物をろくに育てられない人生を送ってきました。

コロナウイルスのためにリモートワークが増えたとき、目に付くところに草花を置いてわずかな安らぎを得よう、なんならzoomに偶然を装い映り込ませてオシャレな部屋アピールしようと、そんな下衆な期待を込めて小さな観葉植物を通信販売で注文しました。

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ダメでした。1か月も持たずに枯らしました。それはもう、見事なまでにカラッカラに。

慣れてないせいか、最初は気になって連日水をヒタヒタにやり、その後忙しくなってくると何日もほったらかしにして、気づいたらそれはもう、見るも無惨な姿になってしまいました。ごめん、観葉植物。

しかもこれは自室に限った話ではなく、休校中から夏休み、妻や娘たちもベランダで朝顔やミニトマトなどをせっせと育てていましたが、やはり見る影もなくカラッカラに枯らしており、これはもう性格と遺伝と家風のせいだと開き直って諦めるしかありませんでした。植物たち、本当に申し訳ない。

そんなわけで、今回のお題に寄せられたゆるネタたち、どれもみんなキラキラしていて眩しかったです。ジェラシーと共に眺めていきたいと思います。

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●芽吹く瞬間の「よいしょっ」感が愛しい

毎日、芽が出ない芽が出なーいとさるかに合戦のカニみたいに待って(というか、トトロのめいちゃん)、出てきてくれた時の愛しさよ!!

かわいい……くやしい……かわいい……。自分で植物を買うときはだいたい出来合い(?)の観葉植物を鉢ごと買ってくるので、種から芽吹く瞬間というのに立ち会ったことがありません。ちょっと想像しただけでも、その愛おしさに胸がキュンとなります。そんなのかわいいに決まってる。うらやましい……かわいい……(無限ループ)

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●成長がはやいので愛しさ倍増

最近お招きしたボトルツリー。上からぴょんぴょん新芽が出てきて可愛い😍

しゃれている……成長の早さを感じていてうらやましい……くやしい……(二度目)。ついさっき調べるまで、ボトルツリーというのはペットボトルに土を入れて育てるお手軽な植物だと勝手に思っていました。すいません。成長するにしたがって根元がワインボトルのように形になっていくから、この名前が付いたとか。ズボラと関係なかった。

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●多肉植物の赤ちゃん

育てはじめたばかりの多肉植物の蕾。 まだまだミリ単位の大きさだけど、ハート形みたいな形でかわいい。 ランダムで入ってる種のため、何が育つかはお楽しみ! 毎日ほんの少しずつ成長してくので帰宅するのが楽しみになっています。 ♯植物 ♯多肉植物 ♯赤ちゃん ♯日々成長

これもかわいい。そして今回のお題ではじめて「多肉植物」というものにちゃんと向き合いました(今まで名前ぐらいしか知らなかった)。「種がランダム」、またひとつ勉強になりました。でもって、これが成長すると……?(次へ)

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●我が家の愛すべきタニクちゃん!

いろんな種類の多肉をちまちま寄せ植えで作りました!この色合いとぷっくり感がたまらない!ビバ、多肉!!#多肉植物 #多肉の寄せ植え

こうなるのか! いや、寄せ植えだからランダムでこうなったわけではないんでしょうが、それにしても、ここまでみっちり肉々しい植木鉢は初めて見ました。カラフルで雑多で生命力に溢れていて、見ているだけで圧倒される存在感があります。

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●インパクト大の多肉植物

一目惚れして買った多肉植物。どこがどうつながってるのか謎のまま、そーっと育ててます。

要塞かな? 多肉植物、得体が知れなさすぎでもはやこわいです。把握したと思ったらすぐに予想外の新顔が出てきて面食らう。こうなると、何も説明されずに多肉植物の種だけもらっていちから育ててみたい。多肉植物ガチャ。

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●ぼんさいもみじ

数年前から育てているもみじ。今年も色付いてきました!

多肉植物から一転、この詫び寂びよ。枯淡の境地というやつでしょうか。秋が深まって紅葉が進めば、それはもう日本画のような美しさでしょう。素敵すぎ。

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●カラッカラの栗とオクラ

観賞用?の栗とオクラをドライにしてみました。イガイガにぶつかると痛い。落ちてきたら恐怖。オクラは縞々がちょっと不気味。ですが(だからこそ?)可愛がってます🤤

「ドライにしてみました」……? 植物を枯らす=「ドライ」という発想の転換を知り、枯れ=悪ではない、むしろオシャレにさえなり得るというハックを得ました。いいことを教えてくれてありがとう。生きる勇気が湧いてきました。

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みなさんの投稿を見ていて、カラッカラに干からびていた心に再び「植物育てたい欲」という名の種が芽生えてきました。多肉植物、盆栽、「ドライ」……家で育てる植物の可能性、知らないことだらけで本当に勉強になりました。今度こそ、ちゃんと育てたい、植物。




古川 耕
放送作家/ライター。放送作家としてTBSラジオ『アフター6ジャンクション』『ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ』などを担当。
ライターとして文房具や書評などを行う。連載は月刊GetNavi「手書きをめぐる冒険」。
https://twitter.com/2dawn

今回取り上げたゆるネタは「ラムネ」にて掲載中!

↓ゆるネタアプリ「ラムネ」をダウンロード(iOS版のみ※2020年11月現在)

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