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映画『ファッションが教えてくれること』備忘録

※昔見た記憶で語る、いつか見返す用の備忘録。うろ覚え御免。

Amazon Prime Video

Prime Video リンク ※(2023.5.5プライム対象外)

『プラダを着た悪魔』のモデル/ヴォーグ誌編集長のアナ・ウィンターとファッション特大号が発売されるまでを描いたリアルワークングムービー。

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B01HQRKHCU/ref=atv_dp_share_cu_r

『ファッションが教えてくれること』を見たのはたまたまテレビでやってて見たのが最初だったかな。映画音楽の作られ方のドキュメンタリーとか、製作の裏側って面白いなと思って色んなドキュメンタリーを見てた頃があって。『プラダを着た悪魔』のモデルになったヴォーグ誌編集長のアナ・ウィンターさんのことは気になっていたから、とても見応えがあった。

ファッションに疎いがさすがに「プラダ」は聞いたことがあるくらいで、『プラダを着た悪魔』の序盤の面接のシーンでアン・ハサウェイ演じる主人公がファッションに興味がなく、メリル・ストリープ演じるヴォーグ編集長のアナ・ウィンターにボロクソに言われるシーンはまるで自分に言われているくらいにグサグサと言葉が刺さったことはよく覚えている。

『プラダを着た悪魔』を見た時、アナが実在している人がモデル、という聞いて「マジか?」と思った。映画での鬼のようなストイックさが凄まじかったから。まぁスティーブ・ジョブスやウォルト・ディズニーといった天才やカリスマと呼ばれる人は性格がそれこそ人並外れていることが多いが。

さらに驚かされるのは『ファッションが教えてくれること』は本物のアナ自身の映画になるが、まぁ『プラダを着た悪魔』は脚本とか演出で、実際のエピソードに沿っていても、脚色はされているのだろうと思っていたが、ご本人の方がもっと強烈だったことだ。映画だからじゃなかった!本当にこの人やばい!(いい意味でも悪い意味でも)

『プラダを着た悪魔』だと部下の人たちはアナに振り回されながらもバイタリティが凄い。ファッション業界にかける情熱が伝わるし、業界自体の熱量の高さも伺える。そして俳優さんたちはもちろん美しいが、実際の『ファッションが教えてくれること』のアナの部下で取材を受けてくれた人の姿を見て驚いた。あまりにやつれていたからだ。明らかに心労だろう。「アナを殺してやりたいと思ったことがある(私のうろ覚え。もっと過激だったかも)」くらいのことは言ってた。それでもずっと一緒に働き続けているのだから、このアナ・ウィンターのカリスマ性というのは怖ろしい。

そして自身の子供のこととなると、急に母親の顔を見せるギャップがずるい。苛烈なファッション業界で戦い続ける強い女性であっても、皆等しく子育てには四苦八苦するのだな、と。





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