教師229日目~発問~

スケジュール

8:00~9:00 レポート評価
9:00~9:20 理科会
9:30~10:00 レポート評価
10:00~11:00 要録チェック
11:00~12:30 初任研
12:30~13:30 部活動
13:30~14:30 昼食&レポート評価
14:30~15:30 部活動
15:30~17:00 レポート評価
17:00~18:00 部活動

今日は比較的ゆったりと1日を過ごせたと思う。

今日は主にレポート評価と部活動に時間を費やした。
レポートを評価していて、感じたのは今回のレポートでは発問が若干曖昧で何を書けば良いのかが分かりにくかったのではないかということだ。

本校は学力が高く、課題にも真面目に取り組む生徒が多い。
その生徒を持ってしても、理想とするようなレポートが少なかったのはひとえに発問に問題があったように感じる。

具体的には何と何を比較して、違いを書けば良いのかが曖昧だったと思う。
約4種類ほどの発音原理からヘリウム中で音が高くなるものとならないものの違いを書けというものだったのだが、2種類を比較して書いている人が多かった。
きちんと4種類を明記したうえでそれぞれが高くなる(または高くならない)理由を記述させる形の方が良かったのではないかと感じた。

発問1つで出てくる答えが大きく違ってくるからこそ発問は面白いし、奥深いと感じさせられた。


次に部活動。
来年度から恐らく主顧問になると思うが、僕は超民主的なチームを作っていきたい。
高校生は今まで言われたことを言われようにやる経験が多かっただろう。

しかし、これからはもっと自分で考えて自分の意見を主張してより良い集団を作り出す力を鍛えていかないといけない。
僕は大学、大学院で全く性質の違う2つのチームのチームビルディングをやってきて、少なからず成果を残してきたのでそこには少しばかり自信がある。


人任せにするのではなく、自らが属する集団の進む先を自分事として考え、行動する。
そんな生徒を育てていきたいし、そういう生徒が集まるチームにしていきたい。


新チーム発足時にきちんと目標を決めて、どういう風に練習を進めていくか、メンバー選考をしていくかまで話し合い、生徒を中心に決めていく。
その分、自分達で決めたことには責任を持って実行することを約束させる。
何か問題が起きればその都度ミーティングを開いて改善していくという意識を醸成する。
レギュラー、ベンチ問わず自分の意見を言える雰囲気を作ることが最重要だ。


組織運営は僕が教師になった大きな理由の1つなので積極的に頑張っていきたい。
高校生が部活動をやるメリットは多々あるが、本校にいるような生徒にとっては集団をより良くするために何が出来るかを学ぶという事が大きいように感じる。

土日に正当な賃金が払われないいわゆるボランティア活動として存在している部活動については懐疑的だが、部活動の意義については疑う余地がないと思うのでそこら辺のバランスを取りながら上手くやっていく。
ブラック部活動を善意で引き受けて今後教師になる人の負担を増やすことに加担することは絶対にしないが、正当な業務としてやれる範囲で生徒の為になるように最大限動いていこうとは思う。


とりあえず、明日から旅行なので今日は早く寝ます。

終わり。

教師の労働の実態について書いています。 忙しいなかでも投稿する励みになりますので、良ければサポートのほどよろしくお願いします! 一緒に教師を今よりもっと魅力ある職業にしていきましょう。