#13 ありのまま、清くまっすぐに「菅田将暉」

今日の1曲。


菅田 将暉  - 呼吸



¶ 小手先に頼らずストレートに勝負

決して上手くない。


むしろ

カラオケや結婚式で披露される

素人の歌うま自慢のほうが上手い。


小節終わりの音の出し方

ビブラートなどの細かい技術


これらの

『歌唱力』を形成するために必要なスキルは

他の歌手に比べて圧倒的に未熟だ。


カラオケ大国の日本には

これらのスキルを持った素人が

ゴロゴロ存在している。


しかし、彼の歌声は

すーっと心に入ってくる。


音楽が聴くものであることは間違いないが

感じるものでもある。


すなわち彼の場合は

聴ける音楽ではないが

感じられる音楽なのだ。


タレントで曲を出す人たちに多いのは

聴ける音楽だが

感じられない音楽のパターン。


これは売れない。


なぜ売れないか・・・

聴く人に感動を与えられないからだ。


「あ、上手いね」で終わる。


感じられる音楽を奏でられる歌手は

ほんの一握りである。


だからこそ彼の音楽は魅力的な一面を持っているのだ。


菅田 将暉(24歳)


大阪府で生まれた俳優である。




¶ 人を惹きこむ表現力

彼のもう1つの魅力は

本業によるところが大きい。


人の情報収集は

ほとんどを視力から得ている。


彼の音楽は

表現が素晴らしい。


歌のコンセプトをしっかりと理解し

そのサウンドに自らを憑依させ

全身で演じ切る。


耳で歌声を取り入れ

目で表現を取り入れ

その結果心で感じることができる。


パフォーマスという面では

他の歌手を圧倒するスキルを持っているのだ。



¶ 必聴の1曲

菅田 将暉  - 呼吸



タイプでいうと

THE BLUE HEARTSの甲本ヒロトや

MONGOL800の上江洌清作のような

まっすぐな歌声で

心を震わせてくる歌手だ。


彼に歌唱力の

細かいスキルの習得は必要ない。


このまま

ありのままを表現していってほしい。




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