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無性に泣きたくなっためんどくさい夜。


最近、毎月のように史上最強に大好きだった
あの元カレと会うようになっている。
最近彼のことしか記事にあげてないね〜。

そんな元カレとは、
ブロックされていたインスタも
フォローし合う程度には距離を縮めている。
まあ結局どんな綺麗事を言ったところで
付き合ってないのに体を許し合ってしまう
セフレであることにはなんの変わりもない。

そんな彼と、こないだ初めて外へご飯へ行った。
わたしの行きたいお店が休みだったのもあり、
彼にお店を予約してもらい行った。
20時からお店でご飯を食べ始めたんだけど、
どれもこれも美味しいし、
メニューも美味しそうなものばかりで幸せだった。
彼とカウンターに並んで座る光景は
彼と今まで会ってから初めてのことで、
少しだけ緊張した。
お店に向かうまでもふざけ合いながらだったから
あっという間に感じた。

わたしはビールを、
お酒が飲めない彼はウーロン茶を頼んだ。
何を話したかって言うと、
そんなに内容の濃い話をしたわけではないと思う。
でもそれでもすごく楽しくって、
気付けば終電の時間に差し掛かっていた。
「え、そんなことある?!」
なんて2人で驚きながら店を後にした。
終電は0時過ぎ。
20時という遅い時間から始まったご飯ではあるけど、
一軒だけで終電を迎えるとは思ってもいなかった。
わたしにとって彼といる時間はそのくらいに
あっという間に感じたし、
彼も「普通もう一軒とか行くよね?」なんて言ってて
少しだけ嬉しくなった。
こんなあっという間に感じるご飯、
わたしは知らなかったな。

家へ着いて、もちろん体を重ねて。
溢れるくらいの大好きを伝えあって。
「わたし本当に好きだったらどうしよう」
なんて心の奥底で思った。
こんな関係でいて、
女の子が男の子を好きにならない状況ってあるの?
でも怖いのが、男の子はあるってことよね。
ただの都合のいいセフレって思ってる可能性が
80パーセント以上あるだろうから怖いんだよ。
そんなことを思いながら、
寝ぼけながらわたしを抱きしめてくれる
彼の腕の中で眠りについた。

朝に仕事へ行く彼を見送り、
わたしは昼過ぎに二度寝から目覚めた。
「帰るのめんどくさいなあ」
なんて思ったりした。
ただ、布団の中から天井を見て思ったのは
彼との未来のことだった。
あんなにもうないって思ってたあなたとの未来だった。
ふと、涙が溢れた。
少しだけ気付いてた。
彼を好きかもと思うたび、
付き合っていた時にされて嫌だったことや
言われて嫌なことばかり思い返すようにしていた。
それがあるおかげで、
「あいつやなやつじゃん、やなことされたじゃん」
って、自分に言い聞かせてた。
もちろん、天井を見ながら言い聞かせたよ。
だけど、なぜだか涙が溢れてきた。
認めたくない、認めたくない。
だって好きになったら終わりだもん。
彼はわたしのこと、ちっとも本気じゃないんだから。
わたしが本気にならないことを知ってるから
わたしに好意をぶつけてくるんだから。

泣きながら、彼のいない彼の部屋をあとにした。
次来る時はこの気持ち全部忘れて笑顔で来るよ。

ただ、こないだインスタのストーリーをのせたら
普段連絡全くしてこない彼からメッセが来て
それだけで動揺しちゃうもんだから、
彼と会うのは4月まで待つことにするよ。
それまでに心を落ち着けて、
めんどくさくない女で会いに行くね。
都合よくたっていいや、あなたに利用されてやるわ。

あなたに振り回されてしまうわたしは大嫌い。
なのにあなたのことは大好きだよ。

おやすみなさい。

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