初心者さんが漢方薬を理解するときに戸惑うポイント
こんにちは、まりこです✨
今日は私が7年ほど、漢方の研修をしていて感じた
初心者さんが漢方薬を理解するときに戸惑うポイントをご紹介します!
分かっていれば、割とすんなりそんなもんか。って乗り越えていけます🌟
ズバリ、戸惑うのは「漢方薬が病名投与じゃない」こと。
病名投与というのは、
この病気にはこの薬。と対応させて投与すること。
例えば、風邪には風邪薬。みたいなことです。
風邪薬って、風邪以外には使わないですよね?
でも、漢方薬の葛根湯で考えると
風邪のひきはじめには葛根湯。
肩のこわばりを伴う頭痛には葛根湯。
乳腺炎には葛根湯。
みたいに、1:1対応しないんですよね。
風邪で考えてみても、葛根湯のほかに
麻黄湯、桂枝湯、小柴胡湯、柴胡桂枝湯などなど
色々、選択肢が出てきて、
やっぱり1:1対応してないです。
さらに、もうひとつ混乱するポイントがあって
症状に使う漢方薬がある。ということ。
例えば、「疲れ」に用いられる漢方薬があります。
「疲労」って病気の名前ですか?
違いますよね。
ここも難しく感じるところだと思います。
特に身体や病気に詳しい人ほど、受け入れるのが大変そうです。
私が思う解決策は、そうなんだねぇ。と思うこと(`・ω・´)b
いや、それだけ?って思うかもしれないですが(笑)
西洋医学と東洋医学は理論が違うので、
ちょうど英語と日本語の文法の違いみたいなイメージです。
文法が違うのはどうしようもないことだし、
英語を話したいのであれば、そういう文法なんだ。って覚えたら良いじゃないですか。
それと同じで、漢方薬を知って活用したければ
そういうものなんだね。って覚えたら良いと思います。
漢方薬や漢方の考え方は、穏やかに生きていくために
とっても役に立つのでぜひ多くの方に知ってほしいなあと思っています💕
それではまた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?