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ヨルダンから帰国して1年経つが現地では新型コロナ第二波が到来していた

青年海外協力隊としてヨルダンで活動していたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け2020年3月に緊急帰国した。当初は一時帰国という形だったが、結局再赴任は実現せず2020年7月に任期を満了した。

こちらの記事を投稿したのが2020年の3月16日なので、帰国してはや1年経つことになる。私はというとコロナ禍での転職活動の末再び民間企業に就職し、今はヘルスケア領域にどっぷり浸かっている。

ヨルダンの協力隊に限らず、世界各国で活動していた青年海外協力隊が2020年に一時帰国した。現在は地域の感染状況を見つつ、徐々に隊員が再派遣されている。

さてヨルダンはどうかという話だが、国内の新型コロナウイルスの感染状況を見るに隊員の再派遣は難しそうだ。ヨルダンの保健省がまとめている国内の感染者の推移がこちら(2021年3月20日時点)。

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見にくいグラフだが、1週間単位でのPCR陽性者数を示している。横軸の一番左の「09-20」は「2020年の第9週目(2月28日~3月6日)」を指している。

一目瞭然だが、まさに今ヨルダンに第二波が到来している。足元で1日あたり5,000人以上の感染者が報告されている。現地の友人のSNSを見ると仕事場や町の写真が定期的にアップデートされている。私が帰国した直後にヨルダンではロックダウンが行われ、緊張感が一気に高まったと聞いているが、その頃に比べると国民も適応できてきたのだろう。感染者数は急増しているので、気が緩んできたと言い換えることもできるだろうが。

ヨルダン国内の情報も意識して収集しないと手に入らなくなってきた。英語ではJordan TimesRoya News、日本語だと在ヨルダン日本国大使館などがあるが、幸いSNSが普及していることもあり、現地の友人からの生情報を聞いていきたい。

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