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ヨルダンの新型コロナウイルス感染者が増加している【JOCV Day252】

ヨルダンで活動している青年海外協力隊は3月16日にヨルダンを発ったわけだが、それ以降ヨルダン国内のCOVID-19感染者が増加している。ヨルダン保健省の発表によると以下の通り。

・3月 2日: 1名
・3月15日:12名
・3月16日:16名
・3月17日:14名
・3月18日:13名
・3月19日:13名
・3月20日:15名
・3月21日:15名
・3月22日:13名
・3月23日:15名
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【累 計】 :127名(内回復者1名)

3月15日以降は毎日10~15名ずつ積み上がっている。死者はまだ出ていないが、累計で127名の感染が確認されている。

外出禁止令が継続する中、個人で物資の調達が難しくなっていて、生活が苦しくなっているところもあるようだ。外出禁止令を破って外出し、逮捕された人も数百人規模に上っている。政府はパンや水、ガスなどの配達販売が始めている。国王をはじめ要人が国民向けに声明を出したりと、国全体で拡散を食い止めようとしている。

ヨルダンより深刻なのが西隣のイスラエルで、感染者は1600人に上っている。レバノンでの累計で300人の感染が確認されている。

ガザ地区でも21日に感染者が確認された。国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は18日、管轄地域での新型コロナウイルス対策として今後3カ月間で1,400万ドルが必要だとする緊急声明を出している。

日本のテレビやラジオではヨーロッパや米国での感染者増がここ数日頻繁に取り上げられている。中東、アフリカなど青年海外協力隊が派遣されている地域の情報は自ら取りにいく必要がある。


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